師走も半分終わろうとしていますが、この時期毎年思うことは年度第三四半期のコミット処理と次の4Qのプリペア処理そして年末年始のゴタゴタでプラモどころじゃないよな…って事です(苦笑)。
にも関わらずだ、バンダイが『やいジジイども老眼キツくて出来ねぇだろ~』とバカにしやがるので足掻いてみた結果(←)を(途中だが)晒してやる! 中々健闘してると自画自賛なんだが(爆)このシリーズ価格が安い割に楽しめますね。
←もう初回放送から5周年だってね…長い付き合いになりそうなガルパンですが、嘘か本当か『最終章』封切りで見に行きました。
6回やるってんだけど、今回はその1回目。本編50分で1200円は高いと思ったのだが、やっぱり気になるので観てしまう。何とまたも新チーム誕生で、しかも戦車はWWIのものと大変なことに…。冒頭で秋山が『脚周りとトランスミッションを弄ってますねぇ』などと説明的セリフがあり、『はぁ、成る程』とIV号やM3なんかと同じ速度で快走していました(笑)。なかなか面白かったです。
今回、冬季大会という設定で、初戦の敵方にはBC自由学園というアンソロ系では既に馴染みの学校。コレがまた、僕の知らない戦車ばっかりで…。そこの新キャラに『ゴジラ眼』の子が出てきまして、個人的にかなり気に入ってしまいました(爆)。こりゃ、このシリーズの円盤も買うことになりそうです。バカですねぇ~。
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さて、思えば夏頃に始めたM93 Foxですが、ようやく完成致しましたので今回はその報告であります。1/35の車両一台に半年も掛けて何やってんだ!と思われるでしょうが、まぁ、あのRevellのA4型のキットをアメリカ海兵隊NBC最後期仕様にセミ・スクラッチした様な工程だったので、その点御容赦いただきたいものです。
ご覧のような相変わらずの『体育会系フィニッシュ』ではありますが…(苦笑)。
アメリカ版Fuchsとして足りない所は全て自作となったわけで、いかにも『自作してつけました』感が出るのが心配でした。しかしながら、このように色を塗ってしまうとそれだけで統一感が向上し、手前味噌になりますが、どうやら杞憂に過ぎなかったようです。
因みに単品では一番悩んだ上面中央部の台形キューポラですが、ここは人が出入りする訳ではなく、蓋が開いて中から観察用機材が『にゅっ』っと現れるのでございます。記憶が確かならば、映画ID4でそんなシーンがあったと思います。
工程で云うなら203高地だったキャビン後部。サンプリング・ローラのエメラルドグリーンが単色塗装のなか唯一のアクセントになっています。
off dutyなのでアンテナロッドは抜いてある設定としてサボりました(笑)。でもCIPはon switch だしM240も搭載してるのは何でだお?って『こまけぇことは良いんだぜ!』
前回から行った作業は以下の通りでことさらにトピックもありませんが、毎度この詰めの工程は結構時間が必要ですね…。
- 車体色の塗装
- デカール貼り
- 艤装等の最終工作
- ウェザリング
塗装に関しては前作になりますクーガーの時使用したモデルカステンのアメリカ現用車両色[1]を瓶生。良い感じの半艶で気に入ってます。僕は現用AFVは(実車もそうであるという認識から)半艶で丁度いいんじゃないかと思ってる人なので、よっぽどの事情でもなければフラットクリアーの上掛けとかはしません。
デカール貼りなんて云ってるけど"USMC"+BuNoだけだから大したことは無い…本当は南雲ゆみ伍長が乗ってた車番にすべきだろうけど判らないのでアドリブで全くの出鱈目です。
最終艤装は結構大変で、実際最終工程の50%はこの手間に費やしています。ヘッド・ライト周りのガードやバンパーはレベルのパーツが飴細工さながらで且つ形状誤りも見られ、全部金属で置換しました。サイドミラーは鏡面本体以外は銅線をハンダ付けで自作したものに置換。となってます。これらは収納の事もあるので実車同様に可動して折りたたみ位置に持っていけます。あと、前回のサフェーサー工程の写真と比較していただければ判りますが、妙に出っ張って違和感があったリム部は、ハブのパーツを調整の上タイヤとツライチ位になるように修正をしました。
仕上げ作業の残りの45%がウェザリング(実際はそんな深い洞察はないのでこの用語は的外れですが…)と一般に呼ばれてる『追加塗装』でこれが大変でした。
今回はプラ板箱組みだとか、自作パーツで詳細を補うなんてことをしている関係でウォッシングが通常のモデルと違って大胆に行えない事情がありました。15分で終わるようなことをチマチマと慎重にやってたので延べで24時間くらいかかったと思います(爆)。
何せ殆どの塗装面において、面相筆で『色つきエナメル溶剤』を乗せてって、半渇きになったら爪楊枝の先で軽く引っかくように拭き取りを行う・・・という事を延々としていたわけです。バシャバシャやっちゃうと折角作ったところがバラバラに壊れるだろうというリスク回避からですが、まぁこれは仕方がありませんでした。
それでも後部扉の南京錠を受けるタブとか1mm単位の細かいパーツが何個か取れる/破損するという小さい事故がありました。
個人的に折角作った模型を『コケの生えた庭石』みたいにする感性がありませんので、最近流行のウェザリング技法には全く興味がありません…いや、勉強不足です(爆)。
目的は飛行機の時と同様に、細部の輪郭を誇張する(コントラストを上げる)視覚効果だけが狙いでやっていますので、この仕上げが正解とかの主張は一切ありませんので御了承下さい。そもそも僕は沖縄に訪れた経験がありませんで、そこで軍用車両がどんな感じで汚れるか等という基礎知識がありません。下手糞!との謗りは甘んじてお受けする所存です(テヘペロ)。
そんなこんなでようやく完成しました『海兵隊のキツネくん in まりんこゆみ version』です。まぁ知る限りレベルのあのどうしようもないキットをNBCタイプとしてここまでやった『オバカな人』は世界で僕だけだからその点で大満足です(微笑)。そういえば前回のMRAPで1/35のAFVは10作目に到達していました(レプリカでレビューしたFord G.P.Aを一作目として…)。これで11作目ですから、もう初心者は卒業ですね(汗)。
オマケ画像。ってか、これがしたくて作ったようなもんですからお許しを。前回2.5倍写真で拡大してみて違和感あった南雲伍長は、なんと身長170cmを越えていた為でした。それとなく大きい気がしてましたが、これは芯に使ったマスターボックスの所為だなということでリテイク。
塗装を全部落とし、手足を切り詰めて160cmくらいに修正しています。"アンテナ・チビ"の渾名のとおり、特徴になるアホ毛を0.3mm真鍮線を叩いて作って完成です。自作のバケツとデッキブラシで『さーこれからFoxを洗うぞ~』なのか『まだまだこれから~でもちょっと休憩』なのか?というところ…。
さて年越しまでざっと2週間、ラインはバッカニアに集中させてなんとかもう一個カウントを増やせれば良いな・・・と目論んでいますが、如何なりますやら(笑)。