乳酸菌飲料チームにマジックが灯ったところで、ハイ閉店~。

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 中国の古い諺で「飲水思源」ってのがあって、要約すっと『井戸から水を汲んで飲む時には、その井戸を掘った人への恩を心せよ…』というような感じでガキの頃に博学の伯父によく諭されたものです。

 まぁ、以前にも書いてますけど、蛇口をひねったら何時でも水が「ジャー」と出る事の「真の偉大さ、有り難さ」は言うに及ばず、自分が馬鹿面かまして日々ノンノン…じゃない安穏と暮らせるのは、水道のみならずインフラを支え、社会を確立/形成するのに関わる多くの人々の働きがあるおかげでありまして、その有難みというのは忘れちゃなんねーと思って生きて居る毎日ではあります。

 でもねぇ、最近アニメやら映画やら…そういうの観てて時々感じるのは「んなの当たり前!」って思ってるアホンダラが、そういうエンタメの製作者サイドに増えてきてんなぁ~ということです。

 渋谷ごとどっか飛んじゃうとか、校舎が異次元に飛んじゃうとか、ゾンビで世界中が溢れかえっちゃう…とかさ、そんな事態になったらガス・電気・水道はおろか「携帯なんか繋がんねー」ってのよ…。ところが登場人物たち、LINEだチャットだで携帯フル稼働とかで、アタシゃ~尻子玉抜けちゃったよ(苦笑)。

 そんな事態になったら有線電話すら掛かんなくなるよ…、渋谷区に発電所なんかねぇんだから電気こねぇよ、ポンプとか止まんだぜ? 水洗トイレなんか速攻でウ○コ塗れになるし、水道は止まるだけではなく浄化サイクルが途絶するわけだからパニックになるわな。生きるのだけで四苦八苦よ、ロボット操縦して『やったか?』なんて余裕どこにあんの?

 携帯電話なんて動作環境維持するのにどんだけマンパワー必要かって、少しは理解してくれって、浄水場の正常稼働のためにどれだけメンテ必要か~とかさ、そういう事すっ飛ばしてスリルだサスペンスだ何だとかリアリティ感じないっつーの。
 これって製作者サイド…ってか作家や脚本家レベルが「当たり前」で神経マヒしてる証拠なんだよな、さすがの庵野さんもエヴァじゃその辺り有耶無耶だったし…。
 そりゃね、フィクションだからその辺興行的にあんな所がこんな具合で…って事情は理解してるつもり。でもね、もう少し「日々の当たり前」ってのに感謝を覚えるような描写があってもいいと思うんですよ。そんな感じで「発信者側」にちゃんと認識してるのか疑わしい点があれば、「受信側」然りで、バカが増えていってるじゃん、実際。

ま、人類 みんなそんなだから『大災害』の時、いつも「負けるんだ」よな…。

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 今日は更新稼ぎです(笑)。
BoxArt


 当ブログはアメリカ海軍&海兵隊中心ではありますが、ロシア海軍(つかソヴェト海軍)も一応対象になっております関係で、今般タコム社からかなり変態性を極めた(褒め言葉)~アイテムが発売されましたので軽くご紹介です。
その名を Ekranoplan(ロシア語: Экранопланエクラナプラーン)という「地面効果翼機」なる代物で、俗に申せば「水上翼船」そう、これは飛行機の格好をした「水上艇」なのであります。個体名称はなくLun級エクラナプラーンとして機種特定されてる模様です。
 なんつって聞いた風に云ってますが、僕自身こんな存在は最近知ったので偉そうなことは言えないんですがね(テヘペロ)。
実は中川師匠が今現在にして、某レジン製難物キットを工作中でして8月に鶴川で騒いだ際に拝見…そこで初めて知ったわけなのでした。もう既に塗装工程に入っておられるとか…。
 仮組み胴体だけでスマン!←1/144ながら 結構でっかいのでトリマ胴体のみ仮組みした。胴体長だけでも1/72のプライヴァティアの1.3倍はあります。
何つーかね、最初見た時に連想したのがマイティジャックのマイティ号だったワ(笑)。
「地面効果翼機」に関してはググっていただければ死ぬほど出てくるんでそっちに譲りますが、何とも変わった用兵コンセプトから生まれた変態兵器だということぐらいしか理解してません。そもそも中川師匠が作ってなかったら知らずに墓に入ってたろう存在ですからねぇ…。
デカール…ピンぼけでスマン!塗装図ちいせぇよ~塗装図・デカールは一択です。そりゃそうだ採用は…だもんね。
仮組み端折ったために不明な全体型は、この三面図でご想像頂きたい。
見た目、完全に飛行機なのですが、あくまでも海面スレスレを滑空するだけの「船」なんですよねコレ。
まぁ、興味を持たれた方でお財布に余裕のある方は購入して、しばしロシア人エンジニアの変態性に触れてみるのも一興ではないでしょうか?
 などと「ムー」の三上丈晴っぽく無責任に閉めて本日はココまで(笑)。

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