こんにちは(こんばんは か?)
会社の砲身…いや方針で6月いっぱいテレワーク継続…。うんざりだな…。
BlueImpulse そのウンザリを払拭してくれようと空自のブルインが金曜の昼に近所をフライパスしたが、まぁコロナと戦ってる医療従事者向けのイベントだったそうで、僕等のためじゃないっす。
 家人はその当事者でもあるんだが、在宅していなかったのでこの写真(住居特定が怖いのでモザイク処理-笑-)を見せたが、『何よ!白一色じゃない?ケチくさいわね…』とそっけない(苦笑)。派手派手のカラフルなやつをナマジ知っている人にはその様に映るのか?ま、あ『気は心ってことで許して上げて』とフォロー。続けて本人曰く『カラフルだと ー 何だ!不謹慎だぞ!ー って騒ぐお馬鹿さん多いからかな?』とセルフ・フォローでした。さもありなん…空自も大変だな…。
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35M302L 今回のタイトル…タミヤのM3を指すかのか?現況を指すのか? ま、どちらともなくボヤかして、今回も非海軍・海兵隊ネタで更新です。これも生存報告ですな(笑)。つか、戦車道ネタはプラモ友達に受けるのでリクエストも多いんですよ…。師匠はけしからんと怒るかもですが…。
←澤クンだけが乗ってますが、ウサギ組はイマイチ キャラ立ってないので『6人で1セット』という感があり、あと5人どうするか悩んでます。肝心なのは車体の方ですが、この写真で『お、頑張ってるじゃん』とお気づきの方が居たら嬉しいですって白飛び激しいクソ写真だからよく判んないか(涙)。以下、何をどうしたか説明します。

■回転砲塔の問題
バラストがないのは前回触れたので良いとして。どうも眺めてて気になるのがターレットの形状と、砲身可動部のアレコレ。以前も申した通りどう頑張っても正しくはならないキットだから素組でも良いんですけどね、戦車道モノだし…。師匠の表現をお借りすれば、『おお、タミヤのM3の砲塔な…砲身と防盾と本体さえ作り変えればBESTキットだよ!』って話になるんですから、やっぱ素組だと相当気になる(笑)。何せM3の資料は「ザロガ本」のみのニワカな僕でさえ気が付くのだから、発売当時はさぞや…と思います。
DSCN6508 一般に「小さい」とされてるそうですが、個人的には寸の問題ではなく上部外縁が削がれ過ぎ(丸っこ過ぎ)でマッスのボリュームが足りてないって解釈です。
←この写真で赤の破線部の高さまでの領域に、グルっと極薄プラバン(0.1mm)を巻いて側面の均一性を担保し、青の実線部で囲った部位をエポキシパテ充填で補います(もちろん図は簡素化して描いてるので解釈は立体的に願いますが…)。側面にはプラバンの縁に合わせる形でコソぐ感じで馴染ませれば、硬化後の作業はアールを均一にすることだけ気を付ければ楽です。でもでもM3のターレットってザロガ本の写真だけでも数種類違うのがある(テーパ付き、車長ハッチ部側面のバルジ形状の差異、どう見ても縁のrがタミヤっぽいヤツ…e.t.c.)と確認できますのでコレが正解と主張する気はサラサラございません。
35M302k 外郭はそれで妥協するとしても、いろいろ破綻してる37mm砲身基部周り…。
オリジナルの画像撮り忘れたんでPLATZ様のとこの画像を拝借して示します。気付いたのは素組すっと30口径の同軸機銃がつっかえるから砲身下げられねぇじゃん?って事態になりハテナ・マークが頭上に現れたわけで…。で、火砲の合理的設計基礎として怪しいと…、そう、砲身の軸線が、水平軸より下になってるんでそういうことになる。「こりゃあんまりだろう?」て話。撃つ度に水平軸歪んでって照準器との誤差拡大せんか?と心配な設計になってる。つか射撃時の安定性の方が問題じゃないのかとも思われ…。写真の赤破線は交差してないとダメなので、砲身位置は青破線に移動の要在りってことです(そうすっと生えてる位置が問題になるので…以下後述)。ついでに赤楕円で囲った部位も直します。

35M302m←で色々戦ってるの図。
ここは形状云々より、要するに論理的におかしい点の修正ってことになります。ココまでやるなら形状修正もしたいところですが、回転部まで自作すると精度が担保出来ないので止めときました(ヘタレ!)。作業としては、砲身基部ごとエッチラヲッチラ切り抜いて、砲軸がピボットと交線するように移動再接着。同軸で回転する左側のサイトも丸っと自作します。砲身動くのにココだんまりじゃーやっぱヤバイ。また、同軸機銃も同軸に直すため開口し直しておきましょう。
先の写真で楕円で囲ったところはゴツイのを小型化・シャープ化の方向に是正。
でもって、そのままだと基部の水平軸位置との関係から上に持っていかれたことになるため放置すると、妙に砲身位置が上になります。なので、防盾部分のパーツを改造。下を2mm程切り詰め、減った分上を延長。で、砲身位置がターレットの高さ1/2の位置に…。ちまちまと沈頭鋲を復活させなければならず面倒でした。実車は沈頭鋲(つかマイナスネジ)なのにタミヤは丸リベット表現になってるので、神経質な人は直してください。

35M302a←この写真がターレット修正ほぼ終了の図となります。同期してサイトの孔も上下に動くのを確認してニンマリ。同じカットで写っちゃってるんでバレバレですが、75mm主砲のサイトも可動化済み(後述します)なのと、ベンチレータ追加(TV版OVAアンツィオ戦版には無い、大学選抜戦からの劇場版仕様)済みです。これらはミニアートで余剰パーツになりますので自作せず流用です(卑怯者!)。例によってスナップで白飛びした写真なんで詳細が判然とせずゴメンナサイです。いつもより輪をかけてテレワークの所為です、この状況下で撮影環境を整えるなんて神様にしか出来ません(爆)。

■割とどうでもいい諸問題…
35M302j←これも劇場版からの対応ですが、リヤ・エンドに次ぐ目立つ改修ですね。リア上面左右にある雑具収納箱ですが、キットはアメリカ軍仕様(ブリテン版=グラント系で見ないんで勝手にそう呼んでます-笑-)で上面が水平で、そのまま使っても良いんでしょうけど、どうも劇場版画像で確認すっと、標準より少々背が高いものに換装されてるよう(TV版の車体は上面が車体と平行なブリテン・グラント仕様)ですのでプラ棒とプラバンで2.7mm延長しました。やっぱブリテン版よか上面が水平ってほうが精神的に安心するよね? ブラス板をあてがってる写真は何が云いたいかと申せば、こうしてヤスれば薄っすらした均一の段差(蓋部の縁)が出せるよ!ってジジイの豆知識です。『何だってそんな手法取るんだ?縁にグルっとプラバン貼れば良いじゃん』って人もお居でかと思いますが、要はそれだときれいな上面にしたい意図に反し、接着の合わせ目が上面に出るリスクを嫌ったということです。巧くヤスれないと平面死ぬばかりか、縁の幅員の平行線も担保できない…。まぁ、自他ともに認める下手くそモデラーなのでお許しを…。ココの残りは留め具(これも2箇所で実車のアメリカ版ではあまり見ない)の追加工作ですが、今回は間に合わず…。

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前回、室内の見えるとこは自作…とか吐いてたんですが、隔壁と75mm装填部は終わった。戦車プラモの主砲は可動せねばならないと固く信じてるバカ・モデラーなので、連動するサイトも自作する憂き目に…。材料は極太ランナーのストック(縮退部)とプラバン(装填部)が殆どで、写真見つつ適当に作った(爆)。「砲尾防危板」ってのが未装備。いろんな形があるんでアニメで確認してからつけます。照準器の潜望鏡型サイトは上面にぶち抜くため開口。この写真だとまだ製作途中。見えてないけど砲手の椅子までちゃんと作ってます。写真撮ったんですけど白飛びで苦心が判らないので塗装終わったら上げます。機関室との隔壁(防火壁?)は車体上面とシャーシで分割したので組んだ後合わせるの大変でした。
35M302d
室内はどのくらい実車を追うか?ジレンマだけど、基本はドア開けて目線が届くところ…という基準。ドライブシャフト・カバーは隠れるんで不要とは思うが、基準の意味と構造的に無いと辛いので敢えて設置しています。(実車にはない)トラック押さえが4箇所生えてるのがお分かりだと思いますが、内部を作るにあたってピアノ線を貫通させることが出来ず、裏から極小ネジを打って、先端に潰した銅パイプを捩じ込んでます。アイドラー&ドライブ・スプロケット両ホイール直近は通常のピアノ線貫通式です。後部に見えてる横倒しの極太ランナーは車体上部固着用の梁です。
35M302c←その極太ランナーに噛ませるフックがこの写真。
このおかげで、塗装後の事故に備えてパカパカ車体上面は外せる設計に…。事故は怖いからね…。何でコレが必要かはこのキット組んだことある人なら判ると思う。キット本来のストッパーって可也前方に押し込む構造になってて、そうでないとエンドプレートと上面パーツ側にある左右のプレート(実車はエンドプレートと一体)が面一にならないんです。そのストッパーは改造で切り飛ばしてますから、その代用って話…。
 機関室の排熱吸気孔はメッシュに置き換えたのですけれど、こうして見ると見通しが良いんで巧く塞がないとね…。リヤ・フェンダー周りの補強が泣けるね…。作業中2回ほど脱落したけど、当たり前じゃん!最後につけろよ!ってことで0.5mmで軸打ちしてあります(爆)。因みにこれもTV版にはない劇場版のみの仕様です。
35M302e
劇場版って云えば、この写真で左の赤丸で囲ったところもTV版になく劇場版で復活した実車の部位(緊急消火装置)。単なる作画上の省略だろうけど…。その横に見える自作した排熱吸気孔のメッシュはTV・劇場版ともに作画表現は塞がってる様に見えるのですが、それじゃオーバーヒートするじゃん?ってことで敢えて追加したものです。青で囲った「U字型」の部位が発狂モンでして、2mm四方のパーツを網の凹ましたところにハンダ付けしてますが、僕にはほぼ拷問に近い工作でした(笑)。しかも2箇所よ…。前後に渡ってる二本の梁は、キットだと表にモールドが在りましたが、資料本だと内部にありましたので実車に合わせました。
35M302i←照準器その2。
開口がしんどかった他は楽な工作でした。主砲とシンクロして動かすのは実車と同じ構造だからですが、これがクランクとかリンケージとか必要だとドツボります。つか、多分やらない(笑)。白状すっと、タミヤの表現に合わせた大きさで作ったので実車のゴツさが表現されていません。これも後期/前期型で2つパーツがあるミニアートから余剰のやつを引っ張ってくれば…という衝動に駆られましたが、タミヤの上面と大きさが合わないので見送りました。写真でお判りかと思いますが、分解が可能なように本体と基部プレートはマイクロビスで接続とし、潜望鏡型照準器のトップ(材料:極太ランナーにサイト孔を彫刻したもの)はキャップ式になってます。塗装後の組み立てでないと可動で隠れる部分の塗装がややこしいことになります…って事情。
35M302b←先の37mmの手当が効いてるの図…と兼用写真になりますが、キット素組だと副砲はこの俯角は取れないです。
主砲のサイトが移動してるのは、先の写真と比較してくださいって…砲身が見切れてるじゃん…。
ギリギリ見切れてる操縦手窓のつっかえ棒差し込み部は取り付けられてないので塞いでおきました。でも、実際どうすんだろう?阪口くんは操縦時窓開けられないぜ?と思いますが、そこは戦車道的には『ラッチ式に近代化してるっすから大丈夫なんすヨ!』って自動車部・スズキあたりががドヤ顔するんでしょう(笑)。キューポラは劇場版になってハッチが折り畳み型に変化(TV版は前後分割開き)し、これもキットと合致しますが、畳んであるパーツは薄すぎなのと、そもそも基部のヒンジが無視されており、実車だとキューポラ本体側に残ってる部位が一体化されてるというミスもありますから要注意です。閉状態パーツを三分割して実車と同じに組み直しました。この方が車長の澤クンのポーズにもしっくり来るというのもあります。

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35M302hはい、一周回って俯瞰画像。
どうすか?M3になって来ました?
後は見えないとこに追加して塗装ですが、懸案事項として残りの5人のクルー揃えるか否かで完成時期が変わってきますね。
つか、戦車道ネタは本命のARL44も控えてるんだよなぁ…。

ということで、真面目な海軍ネタをご期待されてた向きには肩透かし更新となりましたが、正直気合い入れてやんないと出来ないプラモは、テレワーク環境の今は気が進みません。そのくらい机上が増設モニターで溢れかえってて大変なわけですんでご理解いただけたら幸いです(苦笑)。
何? 「お前なんかのブログ更新なんか別に期待してないぜ~」って? そいつは失礼しました(><)。

Oma_Kei←最後に今日のオマケ。
コロナの所為で(カブ)いてばっかだな…。以前やりかけてたのが復活。
おケイのフィギュアって売られてるのホットパンツ戦闘服版ばっかなのでサンダース大付属の制服版に挑戦中です。大きさはアバウト1/12…。このサイズでポップコーンの表現てどうするかな?
まだまだ泥状態なのですが、この環境だと粘土コネコネ系作業ならば何故か影響でないという…(爆)。

ではでは…。