Go Navy! (乙)

プラモや造形やりたい放題! (>o<)

December 2019

『爆誕 72 F-14 決定版』と 2019年総括?

USMCタンククルーってステキ! ←今年最後の購入プラモ。難民になりかけてて悲しかったのだけれど、先日密林で見つけてサルベージできました。こういうマリンコに特化した製品は嬉しいし、しかもICMやミニアートは出来が良いのに安価ときています。

   ◇

箱絵は使いまわしか?この28日に鶴川にて例の四人で忘年会を楽しむ際、その午前にソウルから届いた newcomer アカデミーの 72 F-14Aを持参して大いに盛り上がったのですが、恐れながら本ブログでプチ・レヴューします。
 ア社のプレ画像の、特に斜め10時半方向からのヤツを見て『ああ、これ正解だワ!』と確信を得て二箱(72は殆ど作らない僕が、見てもいないキットを複数買いするのは可也珍事なのだ)を直接ソウルの通販ショプに注文し(@3,000円台で購入できた)たものです。映画TOPGUN公開に便乗というような見方も出来ますがちょっと穿ち過ぎでしょうか?
ちなみに日本の一般市場には童友社が介在して輸入の税関審査なども関わり2月頃(価格4,000円台にて)出回るらしいです。

 『ウッヒョーこれだ!これこそ待ち望んでた72トムキャットだぁぁぁ!』と内心叫びながら胴体を仮組みしてみました。
タミヤと解釈が違うのがグラブベーン下面の下半角がない点そう!これ、この迫り出し感ですよ!このクビレを見よ!DSCN6259
『例の括れ』を始め、文句つけようがないアウトラインに大満足。まるでアカデミーの開発スタッフが拙ブログを熟読してくれてるのかも(実際そういう話を関係者から耳にしていますので、あながち自意識過剰と申されるものでもないらしい…)というような妄想さえ抱きかねない出来栄えに感嘆至極でございます。

 既に『嫌韓モデラー』からはタミヤの縮小コピーと噂されていましたが、であるならば、むしろ大歓迎でして(それが真実ならタミヤには気の毒ですが)、逆に申すとタミヤ製が真に『実物の縮小コピー』として完璧ならば、そのような評価はアカデミーにとっては寧ろ称賛になるんじゃないの?ということです。

 ま、コレに関しては『古い方の72もハセガワ旧シリーズの、48はモノグラムのスジボリピーコ』などというデマ(両者とも全然形が違う)がまかり通り、72のF-8が出たときも『ハセガワ48の縮小コピー』といった嫌韓バカが湧きました(確かにその疑いがある製品も過去にある)が、私個人的には(今の)アカデミー社は既にその水準を『卒業』していると思っています。でなければ32レガホや48のCH-46、スーパースタリオン・シリーズなど、手本のない優秀キットの説明がつきません。また、48 F-22もハセガワ製よりアカデミーの方が(先行してながら)良い出来です。3時間も昼休み取っているイタリア人より生産性が低いと看破された日本のホワイトカラーを始め、ダメ人間が年々増加しつつある日本では生活苦で嫌韓ぐらいしか生き甲斐がない人が多いつーのは仕方ないとしても、いい加減『認めるべきは認める』という真摯な態度が正解だと私は思っております。まぁこういう価値観を『自虐だ』としか見做せないアホは放置しておきましょう。

 コピー疑惑についての見解はこの辺にしておき、毎度ながらのスナップで恐縮ですが、以下にざっとパーツの画像を並べます。解像度に不満な人はアカデミーのサイトに移動を(爆)。
M61ルーバーの変遷は全て網羅ホイールの変遷ねシートの共用部分。こりゃ頭いいかも…エンジンノズルねメータパネルのフード
 本キットはとりあえず『ブロック80のA型』としてリリースされていますが、嬉しいのは細かいこと云わなきゃこれ一個でA,B,Dが全て作れる(デュプロイが始まった70年代後半には影も形もないLANTIRNや爆装用のADU-703とかも入ってる)ということです。エンジンノズルも先だけ別パーツではなく、タミヤ以外の過去あらゆるメーカーが省略していた、マウント部分のフェアリング形状の違うパーツもちゃんと入ってる(つまりエンジン基部だけで2セットある)という気合の入ったものです。云うなれば『72トムキャット・アソート&スィート・キット』ってところで、もう以前の72キットはゴミ箱直行です(坂西君にはゴメンだけどファインモールドもね…)。
(但し、フジミは除く…ありゃ個人的に今でも(実機とは別に)一番カッコイイF-14だと思ってます-笑-

 キャノピーは一体型で、風防がタミヤもやってる機首上面巻込み成形です。これもタミヤが先鞭(だよね?)の真似っちゃ真似ですがアヴァンもやってるし、今後Post WWII機のプラモでは常識化するだろうことを思えば、あえて真似してくれてOKでしょう。
 兵装類の写真がありませんが、まぁ標準的であり、小型(Mk.82だと思うけどトムではあまり見ない)だがLGB弾も2発セットされています。
 デカールは残念ながら48の時と同じVF-143のプーキンちゃんという『おまへは何故、この地味系SQに拘ってんだよ?』というもので閉口しますが、一応カルト・グラフなのでコーションやナショナル・スターは使えます。
 しかしながらもし、酔狂なVF-143ファンの方が居らして、このキットをデカール通りの初期型トムキャットとして組みたいと仰せなら、GPSレシーバとか当時は未装備のアンテナ類などの除去を忘れずに…、ましてやこの塗装でLANTIRNつけて爆装とか「F-14愛があるなら絶対やらないでくれ!」というところです。燃タンもこの時期にキットのタイプは配布されていませんのでご法度になります。

  多分トムキャットに関しては「世代間格差」みたいなものもあり、若い人はB/D型でドドメ色のやつを指向するかと思いますが、細部に手を加えずに済むという点では一番楽な選択なんでしょう。僕はハイビジ・ビシバシなキレイなトムキャットしか作りませんので同好の士にはグラブ・ベーンのスジボリを追加とか、余計な手間がかかるのは仕方ありませんかね?でもまぁ別パーツを後から接着…ってよりは余計な部分を削除する…という方が工程としては合理的なのでアカデミーの設計は正解でしょう。加えて、下らないフラップダウンや、スポイラーパカパカとかのギミックもありませんからこれも歓迎すべき点と申しておきます。僕は『大事な全体型を疎かにし、やれPEパーツやら(クソ分厚い)アクセス・パネル開放やらの小手先に傾注してドヤ顔するバカ・モデラー&バカ・メーカ』には、まさに趣味人としては『画竜点睛を欠く』と申しまして軽蔑の視線しか送りません。ですからコレでこの価格帯ならば文句のつけようがないと思います。

 ここまで揃っててあえてケチをつけるとすれば、AFC301改修タイプのビーバーテイルのパーツがあれば個人的には完璧!でした。コレでないと作れないマーキングのヤツがありますんで…、でもそれは贅沢すぎるかな?とも思ってます。

 クソだったAMKの48&グレートウォールの72と『せっかく出したのに残念だったな』と(次元大介 声で再生)、落胆すべきトムキャット・モデリング・シーンとなるところだった2019年(令和元年)…となりかけていましたが、ココへ来て『アカデミーの一人勝ちで幕』となりました。これでトムキャットのプラモに関しては、とりあえずは32,48,72、144で決定版が揃ったということになりますので、僕はもう『このブログを閉めちゃっても良いかな?』ってくらい満たされた幸福感&感慨に耽っています(笑)。
 残るとすればタミヤが72でアカデミーからタイトル奪還し、32を「令和版」としてリニューアルしてくれて『タミヤでトムキャット完全制覇』という事ぐらいしか思いつきません(爆)。でも、まぁそれこそ夢ですね…。

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 色々あって、こと海軍・海兵隊モデリングは悲惨な2019年になり反省(特に毎年作ってたA-6シリーズがココ数年72,48とも完成がない…)しています。でもまぁ悲願の『マッチ・プライヴァティア』が完成したし…ということで個人的には達成感が半端ありません。一昨年タミヤのトムキャットが出て完成させてから『賢者タイム』という感じになっていて、実は他のジャンルに手が動き気味になってるプラモ・ライフでありますが、来年も細々と『半年ファントム』やなんかで更新していくつもりです。どうか来たる2020年も生暖かい目で見守っていただければ幸いでございます(笑)。
 では、これで今年は最後の更新と致します。皆様良いお年をお迎えくださいませ。

SNSは幼稚園の砂場じゃねぇ!

年の瀬に長期連休も相まってか、雨あられのごとく(そうでもないか?)更新していますが、今日も雑談です。模型は絡んでますが...。例によって興味ない方はスキップorスルー願います。

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 挑発的なタイトルはともかく、今年程、特にSNSの使われ方に、多くの問題を感じた年はありませんでした。特に国内においてですが、日本人はITに関するリテラシーが低いうえに、バカな文科系がデタラメを吹聴・闊歩し過ぎ、且つ慎み深い理工系が冷徹に放置し過ぎな傾向でして、未だに成熟の域に達していないと云わざるを得ない感じです(涙)。今回はそんな話をいたします。

   ◇

 とあるmixi系のプログラミング・サークルで知り合った知人のS君(ってか酒井っつーんだけど-笑-)てのが居て、根っからのネラーかつイチビリ野郎なので、頻繁にネタとしてよくバカツートだのFBの面白い応酬を見つけては提供してくれて居るのだが、最近の注目は、とあるブロガーが二人、おそらくは各々コメント欄に記述した内容で意見の食い違いがあったのかと思われ、それで互いにブログ本文で反論内容を記事にしているとういう珍妙なモノでありました(笑)。
 つか、面白いのは互いにコメント欄を消してあって何が原因なのか具体的に第三者には隠されているために『部外者には全く訳が分からないよ(CV by 加藤英美里)』な点。

 仮にこの二人をA,B,と呼称しますが、察するにAのブログのコメント欄にBがその内容の不備を指摘したのかな?という感じで、その反駁だか何だかを今度はAがBに対して行ったらしく(いずれも互いに公になると問題なのか消している…)、で消された事が余程悔しかったのか(いや、自分も消してんじゃん-笑-)、返す刀でA氏はブログの本文においてその件で『俺は正しい!』と主張し始めた。で、B氏も同じ対応を...という流れである。

 それぞれ別々に一見するだけでは無関係に見えるのですが、内容がどちらも書き込まれたコメントに対しての記述なのと、時系列とブログジャンルが重なる点で歴然でした(良く見つけたよ酒井…)。
しかしまぁー、こういうのは議論のマナーとして如何なものか?と僕は首を傾げます。

 本当に自分の主張の正しさを大衆に認めさせたいなら、コメントは削除せずに披露すべきだし、内輪揉めだから秘匿したい…ってのならメールとかLINEでやれよ!という事です。第一読まされてる方がなんかモヤモヤする(爆)。

 事の真実の一部を隠ぺいして、自己主張するってのは即ち『自信のなさ』の表れであるし、本来意味のないことである。それでも行う...ということは、感情が源泉たる単なるヒステリーであり、愚かさの表れ…となる。悔しくて悔しくて怒鳴らずに居られない…と、そういうことだったのかい?って下種の勘繰りを生むだけです。

 いずれにせよ他人のすることなので『好きにしたらエエやん?』なのだが、大の大人がすることではないし、賢明な諸氏にあってはお勧め出来ない行為だと指摘しておきます。第一、事実を隠ぺいして何かを訴えたところで何らの正当性も維持できないし返って胡散臭いだけでしょう。かくして僕は如何な『ゴミ・コメント』であろうと、(ゴックさんのとか大量に)消さずに残して居ますが、今後もこういうのは『他山の石』としたいですね。

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 先日、某助教授様の呟きに次のようなものがありました。要約すっと

  •  『無知(つまり根拠レス)な状況で断定的に結論づける人間の何と多いことか!』
  •  『傾向として、こっちがデータを示して間違いを指摘すると逆切れするケースが多い』。

 これ、低偏差値の文科系(って表現も憚られるか?)に顕著な症例で、ネトウヨなんかが最も代表的ですが、プラモやってると現れる『考証は無意味じゃーーーーーっ!』って云っていて、いざ考証不足を指摘されっと切れる人もその手合いですね(苦笑)。

 つかハセガワ迷人みたいに豪快にホラを吹く人には指摘程度じゃダメで、そこは批判とか弾劾の対象となるのが正しいくらいで別次元の話になりましょうや…(苦笑)。

 以前から度々云ってますけど、ホビーなんだから考証が面倒で巣組することは別に『悪』じゃないんですよ、但しそれは

『素組してやんの…ダッセェー』

って言われることに寛容な態度を取れる尊大さ(…は大袈裟だな...肝が据わってるか?みたいな感じ…)を備えてるという条件や資格を問われると僕は思ってます。覚悟があるか無いか…です。
 
 つまり…、

 
指摘されて逆ギレするくらいなら最初から考証しとけや!ってこと…

 要するに酷評されるリスクをコストとして容認できてるか?ってことであり、そこに逆ギレという怒りの感情が沸くというのは、転じて『知ってれば手を施してたぜ、でも出来なくて悔し~~~いっ』って悔いが在る由に他ならない。テメェの不勉強・無知無教養は無責任に棚に上げておきながら…、どうですか?他に説明の仕様がありますか?。

 もちろん『展示会にて人前で他人の作を大声で酷評する』なんてバカは人格を問われる点で論外ではあります。しかし(そいつなりに)徳を失うというコストを払ってるわけで等価交換行為である面『云ったモン勝ち』にはなっていません。まぁ、一般論的にはそんなバカ(おそらくは多くが考証オンリー・似非モデラーである)は放置しておきゃ良いんで気にする方がどうかとも申し上げておきます。

 所詮、こういうのはマナーとかリテラシーの話であって、多かれ少なかれ他人の作の酷評なんか(当事者の)見えないところ(特に九州地方-爆-)では、リアルで頻繁に行われてるんですよ。イチイチ気にするだけ無駄。
(でなきゃ拙ブログなんざ終始「拍手」が一桁くらいしか付かん上に、某巨大掲示板とか田舎のサークルでクソだのカスだのゴミだの云われてて、我ながら良くやってられんなぁ~って話ですぞ?)

 ホビーにおいての手抜きだの楽を取るだのは、そういうバランス感覚を伴って居るか?も含めての話です。大人の趣味だからこそ、そういうのが大事。子供か大人か?成熟してるか未成熟か?の分水嶺でもあります。
 プラモなんてデフォルトで『ガキっぽい趣味』と世間から見做されてるのにですね、本当にガキの振る舞いしてどうすんですか? 止めてくださいよぉーホント、周りの同好の士に迷惑になります。

 手を抜きたいが、必要以上に褒章や賞賛も欲しい…ってのはガキ(でなきゃ愚かな底辺層)の妄想であり、ましてや欠陥を指摘されて逆ギレするとかは、それこそ大人のすべきことではない…ということです。(例の煽り運転とかを笑えない)
 貴方の基準で巣組しただけで満足なら『褒められたら寧ろ気恥ずかしい』くらいが丁度良い筈です。いや、マジで…。

なんか模型雑誌が率先して『イイネ!を貰うために…』なんて特集してて、国際的なホビーに対する価値観からは可成り乖離した『恥ずべき状況』が当たり前のように野放しになっている日本ですが、褒めらたいとか、『イイネ!』や『拍手』欲しさにやってるようなのは趣味とは言えないですよ。それこそ承認欲求だけの行為です。或いはリアルで報われないブラックな日常を暮らしてて、(仲間内の温い評価基準で褒めて貰える)ホビーに逃げてきてる…というのが丸判りです。

それが『悪い』とは申しませんが、他者への攻撃のための源泉(例えば手抜きを正当化したいがため、真面目な考証派モデラーへの否定的発言を行うとか…)になるのならそりゃ迷惑な存在だという事です。

 手を抜きたいなら抜け!その代り過度な褒章や賞賛を期待するのは虫が良すぎる!って簡単な話。

 僕なんぞは欠陥や間違いを指摘されたら大感謝です。そもそも、この僕の作例にその事で損なわれるような価値など1mmも在りませんしね(爆)、間違いは次に正せればいいわけで、それを無償で情報提供していただけた…というのは翻って儲けモノってことですからね(笑)。



『塀の中の天国と地獄』F-3B デモン Sword 72 (その3)とか…

もう新鮮度は薄れたニュースですが『農水省元事務次官、実子殺害事件』の判決が下りました。執行猶予付かずの懲役6年だそうですが、個人的には無罪にして欲しかったと思いました。DVが酷かったわけで加えてヒキコモリだったのなら正当防衛の適用が出来んのか?とさえ…。
登戸の事件も動機に寄与したとさえ言われる『ドラ息子の手にかかって犠牲者が出ることの懸念』を事前消滅させたというのも、ある種の理屈が通る主張でもある。
 しかしながら法治国家の形態をとる以上、そうは出来なかった…という判事の苦慮が伺える事件でした。これを前例に、日本中のヒキコモリDV野郎が、家族の『私刑』に遭い落命することが是となれば少しは社会も良くなると思いきや、それは一面的な視点であり。一方で悪用した『合法的子殺し』の横行を招くであろうことは想像の範囲内…という事になりますか…。
 でもまぁ、『貴様を殺してムショに入るなら覚悟の上』って親ならやりかねない訳でして、世の中のゴミカス・ヒキコモリの中にはガクブルしている人が多少居るかもね(苦笑)。
件の元事務次官さん、高齢なので懲役も簡易な作業でしょうし、仮釈ですぐ出てこられることを祈ります。

 そうかと思えば『無期懲役上等の新幹線殺人犯…』、ガッツポーズで万歳三唱の評決は思い通りだったそうですが、残念ながら『塀の中』は楽じゃありませんぜ?

 数多の凶悪犯と同じ房で寝食を共にする苦痛…、周りは君の事をニュースで知っている訳で当然イジメの対象になりますワナ。看守はだれも君の味方をせず見て見ぬふり…当然でしょう。あまつさえ中には『殺しを請け負う中の人』って沢山いるそうで…。
流石にリアル社会でダメ人間だったこの馬鹿は『そうは問屋が卸さない』って『リアルな闇の部分』を知らなさすぎますな…。バカだから仕方ないか…。

 件の青年…、おそらくは誰もがこの事件を忘れた頃に、シャワールームかなんかで首つり遺体で発見されるという未来が想像されます。当然自殺を装った他殺かも知れませんが公安施設内での懲役者の死亡捜査なんか適当にされますからそれでチャンチャン!ですな。ま、これ参考に模倣を考えてらっしゃるクソゴミ野郎様はその辺良く考えましょう(笑)。

  ◇

USTankBooksAndOther←師匠、今頃ですが購入報告です。M4に関し、マニュアルやザロガ本を英語で読む人には既知の情報が多いとはいえ、ここへきて日本語で読めるのは有難い2冊と、昨年買い忘れだったM26本。本編は買ってるので重複も多いが月刊誌拾い読みよりは1冊になってる方が便利が良いですんで…。
 
 一緒に写ってるスープラの新型はタミヤのnew tool。
SupraNewスープラは自家用のMR2(SW20)がくたびれた時買おうと思っていた車種でしたが、その時期トヨタは生産も更新もやめちゃってて新型がなく泣きながら別の車を買った(86が出る前の話)という個人的トラウマ車種でした。
 この度メデタク復活したのだが、なんと2シーターとなってしまい、次買おうかと思っていた候補から簡単に除外されてしまいました…。
しかしま~、XX時代から考えると小さくなったなぁと…で何でガヤルド(何故かドアがない-笑-)と比較なんだよ!

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 殺伐&のんのんとしたアヴァンはこの辺で、本題。
掲題はアレですが、まぁ今回は実質72デモンの報告になります。
72F-3x03b←今、こんな感じで胴体左右及び機首部が結合し、接着の完全乾燥待ち状態です。ここまでが結構手間。何せ簡易だからね…。絵面がなんか打ち上げられたサカナみたいですな…。
ようやく踏ん切りがつき完成は無印(F-3B)にしたいと思ってますので尻が切り飛ばされてます。

 それまでの経緯として…。
72F-3x03d←前回の続きですね。
 実機はレンズ状に凹んでる表現ですが、1/72では多分判らないので穴をあけて裏打ちするという誇張仕上げにしています。左右一緒に見える所ではないので対称性はそれほど気にしていません。と申しますか、実機は穴の位置等左右違いもありますので…。

72F-3x03g←機首部の処理(1)
機首部と云いつつ主翼パーツ写ってますが、インテーク内のも含め整流板関係がPEパーツで同梱されており、そりゃそれで良いのですが実機の基礎部位の表現がオーバーで1/72では違和感ありまくりなので削除します。実機は確かに薄く盛り上がってるのですが、近づかないと見えないレベルなんですよ…。
しかしながら、インテーク内のここにPEパーツをイモ付けしろってのは可成り無茶なのとサイズが寸足らずになってますんで、私はエバグリの極薄プラバンを使います。

72F-3x03f←風防とか…。
 滅茶苦茶嵌合悪し…。昔のモノグラムを思い出します。
形状は悪くないんですが、フレームのモールドがゴツすぎます。巣組だとキャノピー(風防じゃないよ!)が右に向く傾向あり。ってか胴体側シート横の出っ張りが左右で長さが異なるので短い方(右)に合わせる感じで調整。インテークリップの厚さは、写真のレベルにするまでに結構内側を削り込んでます。

72F-3x03e←胴体と風防の接着面に楔形の隙間が生じる(赤矢印)ので調整が必要。見てお分かりかと思いますが、本当は風防クリアパーツのフレーム後端側が途中で垂直方向に立ち上がるように屈折してるんですが…仕方ないですな。
序でにこの写真では風防と胴体に繋がるフェアリングの形状に言及していますが、ご覧のように実機も綺麗に真っすぐつながってはいないのでOKです。

72F-3x03a←で、いろいろ処理した後…。
整流板は左右で違いが出ないように最終的には自分で調整が必要。元在ったモールドの接着場所を信じると左右で対象にならないです。
 バラストは(写っていない…)レドームに半インチ鉄球一個と保険に10gの鉛を脚室上部に一個。
 この時点で、ほぼF-3Bにすると決めていたので機銃口は下側二箇所のみ開口としピンバイス処理をしています。穴開けただけではだめで、小さなモールドを3件追加せねばなりません…。砲口の上側二箇所は塞ぐ感じに加工する予定です。
 計器盤と防眩カバーは乗せただけで未だ細工が残ってます。

 入念に機首部をすり合わせてやっと胴体と結合…となるのですが、スンナリ組めるのは相手がタミヤかバンダイの時だけです。
 ましてや簡易…。案の定機首部を挟み込むと、接合部上下の接合ラインでmm単位の隙間が生じました…。力技でグイグイ合わせるとくっ付きますので何処かが当たってるという状態。なら、流し込み接着剤でトロけたらいい塩梅になるな…という想定の下、機首を外した状態で、まず下面(腹部の)接合部をカッチリ接着しておきます。

72F-3x03c 同時に処理せんといかんのは排気口の仕込みと、アレスティング・フック収容部及びカタパルト・ブライドル・ワイヤー・バインダーとなるお腹のフックの処理があります。
どれも基本『イモ付け』ですが、カタパルト・フックの形状がらしくない(これじゃー引っ掛からねーよ!)ので弄っています。
 で、こいつを仕込んだ後、内側からプラバンで接合部を補強し充分乾燥を待った後、機首部を挟み込んで接着剤をシコタマ流し込んで胴体背面の接合を行います。テープぐるぐる巻いて固定(笑)。合わない原因だった接触面は接着剤で溶けてガッシリ溶着しますんで、乾燥後は可成りの剛性を担保してくれるという、簡易キットならではのシステムですな...。

   ◇

32F-4BN02.5a ←メインラインのF-3接着待ち時間とかを使って、32の『半年ファントムII』も進んでます。インテークダクトをタミヤから失敬する関係で、外枠のパーツも移植しようと頑張っています。タミヤは胴体側面部の高さがオカシイ関係でそのまま利用できませんから皮一枚分高さを詰めました。リップに段差が出てるんでお判りかと…。
 結構荒っぽい作業なのでどうかと思いましたが、左右ピタリとサイズ合っています。
偶然かー!(爆)。
 因みに一体化されてるベーンパーツはお馴染みの分割処置済であります。

   ◇
最後にひとつだけ…。
アロンEx←最近のお気に入り瞬着。
容器から絞り出すタイプは硬化が早く、小さな金属パーツの接着には事故率が高いので苦慮していましたが、コレの登場で大分楽になりました。硬化速度がちょうどいい塩梅でゼリーと流し込みの中間くらい。
別にコニシの宣伝ではない。リンクも貼ってないぞ!
以前作ってた完成品が、手に取った瞬間にバラバラと崩壊した…って経験から、全ての接着を瞬間接着剤で行うということはやらなくなって20年くらいですが、PEパーツ、レジンパーツはどうしてもね…。ここへきてこの手の特化された製品が増えてきてモデラーには良い時代ですね。

さて、師走ドサクサ ブログ更新…年内あと何回出来ますやら?





大事なことだから二回云う~

例によって謝辞。
今日はプラモの話はしないから興味のない方はブラウザを閉じるか、他所へサーフしちゃってください(笑)。

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 NHKから国民を守るどころか公約も守れない感じの立花とか、農水省元官僚の子殺し判決とか、アウンサンスーチ氏が虐殺側に回るとか、新大学入試制度の実現性が設計段階で幼稚園児並みなので見送られたとか、色々語れるニュースが多い昨今ではありますが、この度WEFの報告によるジェンダーギャップの実態評価順位世界ランク121位(153か国中)だった日本について思う所を書いてみます。

 要するに社会進出部門で悲惨な状況だという事の象徴的な点が、女性政治家の割合やら、女性管理職の数に現れてるという事…。 フィンランドでは34歳の女性首相が誕生した(何と閣僚15人中10人が女性だというから驚く)というご時世でこの有様なのだから深刻極まりない。

 いやさそもそも、男尊女卑に何らの違和感も持たない日本人が大半だから、ここに至って改善など望むべくもない、世界に恥じ入る文化状況と云って良いでしょう。

 イスラムの文化にも共通するが、『女性に権利を与えず能力を認めない』という教えは、男が弱い生き物であるから、常に男性の安全地帯を担保しておきたいから…という動機に基づくと云って他にない。

GF これは、外国人の流入により『弱い日本人』の職域が脅かされるのが『怖い』という感情が源泉にある国境的保守主義に通じる概念である。要するにタカ派とか右翼とかに走る人間は概ね『怖がり』で臆病で、勇気とは『ヒステリックな蛮勇』の事であると勘違いしている弱者が多数を占め、言うなれば保守主義とは、その手の弱者が取りがちなスタンスであることに他ならないという点に尽きるのです。
 簡単なロジックで、奴等が本当に『日本人は屈強で優秀』だと自負してるなら、そもそも自国で職にありつけないレベルの外国人が仕事を奪うったって、そんなもんハナから勝負にならない相手であるのが我ら日本人...という設定の筈。したがって国境フリーも移民フリーにも全く動じないのが本来の道理である。ところが実態はそうでなく、『オレたちゃ強いし優秀だぁー! でも、負けるし怖いからこっち来んな!』って主張が大半であり、これはどう見ても精神分裂してるとしか言えません。
 事実上は「可成り有利か、悪くてもイコールコンディション」であってさえ、戦う前から負ける前提なのだ(そんなんで良く愛国者を気取れるな?マジ笑わせてくれる)。その証拠にネトウヨが罵声を浴びせる時、相手は大抵自分より劣る(と認識してるだけでその真偽は問わない)相手にのみ、相手の理解できない日本語でだけ叫ぶ(しかも匿名で-笑-)。これは子供の喧嘩で手の届かない相手に『ヤーイヤーイ』と叫ぶのと何らの変りもない。頭の悪い弱者の行動である。

 で、この手合いの人間を男性だけに絞ると、即『男尊女卑指向』に向かうのである。前段の文章を「日本人→男性」、「外国人→女性」と置き換えて読めば同じ構造になるもんね…。

 男尊女卑の最たるものが、古来良しとされた「家父長制度」に根差す女性支配制度であり、男が家の外でどんなに無能でボンクラ扱いされていようと、スワ帰宅すれば妻が三つ指ついて『おかえりなさいませ』と出迎えてくれる(笑)、一事が万事それはもう、まるで王様のように扱われるのだから男には堪えられない良い制度に決まってる(苦笑)。でなきゃメイド喫茶みたいなものが流行るわけがない…。

 オツムや能力の低い男共にとって、このシステムが壊れるのは厄介なのだ…。だから女性が自分より高い教育を受け、高い地位につき、高い報酬を与えられる制度など真っ平御免というバカ男にとって、男女同権やらジェンダーフリー程都合の悪い社会制度はないという事である。

 『女は俺より賢くなるな...でないと俺は気楽に生きられねぇ…』
これが世に『侍』とか『日本男児』とか言われる男の中の男共の本音なのである(爆笑)。はっきり言って弱者の論理極まれりだ…。

 もっとメタな目線で考えてみる...。人間の50%(つまり男)にしか高い教育や社会進出の機会を与えないというシステムは、それだけで、成長とか発展とか前向きな視点におけるあらゆる可能性を半減させている。そういう意味で国家や会社組織やらの集団の力を削ぐ思想なのである。こんなことは一般常識なのだが、この亡国の道を邁進爆走するバカ国家日本には、そこまでの理解に及ぶ人間が殆どいないのだ。それだけ競争嫌いの弱者が多いのである。

 ついでに言えば、これは多分日本だけだと思うが『女の足を引っ張る女の存在が少なくない』という点も見逃せないだろう。先のアーティクルにも書いたが、女性が社会進出を果たそうとすれば、それを妬んだり嫉んだりで足を引っ張る女性に辟易するとはよく聞く話なのだ…。一方で社会進出なんかより、男に稼がせてのんびり楽に暮らしたいわん…という寄生虫状態でOKという女連中のクソみたいな価値観が幅を利かせているのである。なもんそれを望む個人レベルで実践するに止め、他人の生き様に口を挟むなと言いたいが、テメェがだらしない分、他人にそういう眩しい存在(有能な女性)があるのは劣等感を感じるからイヤだというわけだ。まさに『語るに落ちるクソ女』どもである。

これでは女性の地位向上などこの日本では苦難の道でしかない。

 女が男の上をいって社会が良くなるなら、私なぞは『どうぞどうぞ』と進んで道を譲りたいと思うのだが、日本の男ってのはクソみたいな能無しに限ってクソみたいなプライド(笑)が傷つくのが耐えられないらしく(苦笑)、だったら負けじと俺も頑張るぞ!となれば社会も個人も向上するのだが、そういうベクトルには向かないのである。それの何が『男らしい生き様』なのか?お笑い種である。

 世界を見てみれば、女性にチャンスを平等に与えてる文化の国の方が実は真の意味で『強い男性』が多いのである。日本の男性が『弱虫』ばかりなのはSNSや自由民主党を見てるとよく解る。世間の顔色ばかり窺ってるマスゴミとか…。

 もし万が一にもココを中高生の優秀な女子が読まれてると妄想して述べると、これからは海外に出て能力を伸ばす方向で進路に向き合って頂きたいと思います。この国ではあなたの可能性は潰されるか歪められるだけだ…。これからは国籍などに縛られる時代ではなく、個人が国を選べる時代になっていくのです。

 大事なことだからもう一回云おう、

もしあなたが、男尊女卑を是とし女性進出を嫌うとするならば、それは貴方という人間が『戦うことが出来ない本当に弱っちいゴミみたいな男だ』ということの証しなのだ。



Sea Fury FB.11 Airfix 1/48 (完成)


38(t)Box  下らない私事に及んだ話で恐縮でありますが、小生、戦車プラモの原体験といえばフジミ(1/76)のチェコ製38(t)軽戦車だったというのは既に過去別稿で語った通りなんですが、その38(t)…この度タミヤから(既作48に続いて)待望の1/35版がリリースされ手に届きました。
同じ写真に写ってる箱は、その過去幾度となく見た「夢」の残滓とも言える罪…イヤ…「積み」で、この他にも自走砲型/対空砲型と同じハルを持つ派生型に加え、ヘッツァーなど親戚車両も含めると唯一コレクションで異彩を放つ存在の一部であります(苦笑)。タミヤ製を諦めていた…という証拠でもあり、F-14のタミヤ1/48発売辺りから先程発売になったP-38も含め、今更ながら「夢が現実化」する範囲が拡大していっておりまして、さながらSWのパルパティーン皇帝のEP-VIでのセリフ…
 『Everything that has transpired has done so according to my design...』
という心境であります(※)。但し劇中だと彼はその後思いっきり否定されて死ぬんですが(苦笑)。
 特別な切欠が在ったわけではないんですが、以来何か惹かれて止まないんですなこの軽戦車…チェコ製ってのも良いよね。

(※)誤解されっとイヤだから云っておきますが、別段私がフォースを発揮したとか言いたいわけではない…
   その点、何らも寄与していないと断言いたします-爆-

   ◇

48FB11-04c さて、同時進行に大物(32:F-4、72:PB4Y-2など)が在った所為で大幅に工程を圧迫され、製作開始が2018年春だったのに今頃となってしまいましたFB.11の完成レポートです。
嘗てのAirfixを思えば可也の良作でして、そもそも製作に1.5年以上かけるようなキットでは無いのは重々承48FB11-04p知で、実際作業時間は延べで2週間もかかってないと思います。
競合する前出のホビーボスが胴体形状(特に上から見た図)が悲惨だっただけに、それを駆逐する出来には十分仕上がってると思いますが、スピナー周りだけはどうもいただけません。自前で修正しましたが、もうちょっと待ってれば良かったかな…今じゃレジンで修正パーツ手に入りますね…。
48FB11-04n  仕上げに及んでは背中とV-Tail上端及び右翼下面にあるアンテナを追加、主脚にブレーキ・フールドの配管…程度です。この時期、電子機器も小型化高出力化が急上昇してますんで、もう張り線とかなくて済むのはありがたいですね。あ~主翼上面の脚収納インディケーターも追加したんですが『おわかりいただけたであろうか…』ですね、赤で彩色されてると大泉怪鳥様から伺ったので『赤ランナー』を伸ばして植え込んでいます。そのせいで微かに見て取れますな。当時の稼働機でカラー写真による確認が出来ませんでしたが、怪鳥様を疑う理由がありませんので素直に信じています。ホントその節はありがとうございましたです。
48FB11-04b アーマメントは資料本にこの#155機そのものがあり、実機に倣ったものです。
『爆装で偵察用カメラ装備とかあるわけ無いじゃん!』と知ったかぶりの考証ONLYジジイが突っ込んできたら、『イエ実機がそうしてますんで…』とやり返せるイヂワル仕様だったりして(笑)。
コレも写真じゃよく判らんのですが、翼端灯はクリアパーツ全体に彩色するのは間違いで、カバー自体は無彩色クリアです。内部の角に彩色された電灯がついているので、模型的には内側からピンバイスで彫りこみ、中にクリアーレッド/ブルーを点塗りするようにしたほうが実機に近い表現になります。
48FB11-04h2 穴だけ空いてて取り付けが最後になった左舷側のリトラクタブル・ラダーステップとハンドルはご覧の通り上下互い違いに取り付けとなります。48では微妙で写真でも判らないんですが、ステップは横から見て上面が水平に近くなるよう加工が加えられています。
48FB11-04k←あまり意味もなく正面から。主翼前縁のハゲチョロはヤリ過ぎ…。機銃はパイプではなく、自分で1.2mmの丸棒にピンバイスで開口したものに置き換えたのですが、接着してないのでアライメントが上下揃ってませんね(爆)。済みません、手前に毛埃が写ってますね、最近こういうの老眼のせいで気づきません。
48FB11-04L←ブレーキ・フールドの配管ぐらいでドヤ顔したいわけでもないのですが、見事にプロペラ・ブレードの影でソコが見えなくなってる辺り全くの無駄ショットですハイ。切り飛ばした関係で紛失した脚扉のアクチュエータはプラ棒でわざわざ作り直してます。ってか、これ資料本にあった実機(#155)のアングルを真似して撮ったものでした(笑)。
48FB11-04a←この角度が一番ハンサムかな…。
SeaFuryっつーくらいで擬人化するなら「女神キャラ」なんですが、何とも男前な戦闘機だと思っております。逞しい。5葉ペラってのも寄与してますよね。ただ残念なのは配備が遅すぎて日本機と戦えなかったところ…。すでにジェットが席巻し始めた朝鮮戦争では活躍の舞台も限られ目立たぬ生涯を全うしました…。
48FB11-04m←エンジンかけときやしたぜ~ の図。
さすが、タミヤ製のミニ四駆用ベアリング…よく回ります。例によって『カメラ騙し仕上げ』になってるので写真だと「一瞬つや消し塗装」ながら、よく見れば主翼上面に胴体が写り込んでる…という我ながらツマラナイ拘り…。まぁ、人それぞれでしょうが、肉眼で見て「塗面が#800の耐水ペーパみたいな飛行機」は見てて『心折れる』ので、ここは絶対に譲れない私です。
48FB11-04e←ぶもぉぉぉん!の図。
キャノピー閉まったり閉じたりは「なんちゃって可動」になってるからであります。
因みに態々作ったラダーですが、主脚と連動になってるので(脚出しの)陸上では必ず開いていなければならないそうです。一方後方のハンドル(手掛)はマニュアルらしく、飛んでんのに閉じ忘れの写真がいくつか見つかりますね。
48FB11-04f48FB11-04f2←別にドヤ顔して晒す程の裏側ではありませんが、前からの写真で撮れなかった脚周りとか…。
因みに今回の配管は伸ばしランナー。黒のランナー使ったんで彩色せんで済むという理由からですが、何箇所か分断せねばならず結構難しかったです。
なお、全体の塗装はいつも通りブレずにグンゼの#333のエキストラダークシーグレイと#26のダッグエッググリーンで、後者は最近のロットのものはそのまま塗ると模型的には濃く見えるので白を混ぜて彩度を落として使っています。当然のこと3/4グロスで塗面はツルピカです。実機がそうだからね。
 ホビーボスのキットの影響でしょうか、ビシバシリベット打たれた完成が結構目立つのですが、資料見てもそんな風に見えるものは殆ど無く、また例によって排気のスス汚れも今回資料写真が綺麗だった…という理由もあって割愛しました。
 SQもキット付属のH.M.Sグローリー配属の801NAS、1952年当時のものとしました。本当ならタイヤのトレッド・パターンなんかがキットと異なっていますので、その点考証通りになりませんがお許しを…。
御他聞に漏れなくFAA機なのでマーキングが地味でSNS向きと云えず、加えて作者が僕なので悪しからずご了承ください。

   ◇

 既に発売時期から遠ざかっており、読者様各位には何の新鮮味もないアイテムですが、個人的にはFAA機コレクションには欠かせない一作となりました。細かい点で修正や補強の必要なキットではありますが、まぁそれは愛情があった故に素組できなかっただけだとお察しください。普通にSeaFuryの雰囲気を楽しまんとされる向きには十二分なキットでありまして、タミヤ製とまでは行かなくても、作り易さの点では昔のAirfixを知るものとしては昔日の感を深くいたします。ま、ホビーボスも作ってしまえば「別にFw190に見えるわけではない」んで構わんのですが、こちらの圧勝で良いと判断いたします。何にせよ、とにかくこれで『愚友だの字』に揶揄されぬように出来たのが何よりでございます(爆)。

 では、年内にあと最低一回は更新いたしますんでそれまでごきげんようでございます。
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(画像はガルパンのケイさん
-スクラッチです-)

こんにちは!
都内在住、楠木慎一と申します。
いろいろとやってます。
★主な仕様★
  • 昔モデルアートにレビューを書いていたことがある
  • 昔モデルグラフィックスに(以下同文)
  • ガンプラは嫌いだが、おそらく同じ世代の誰よりも作ったことがある。
  • 今はサラリーマン(BIPROGY:旧 日本ユニシス 雇用延長勤務)で最後の御奉公中です。
  • カワイイ♀のペルシャ猫を飼っている。
  • 後藤仁師匠の不出来な一番弟子です。


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