毎度!タミヤ48トムキャットでビルダーズ・ハイ状態の直線番長です!(イヤ。だからもうイイって!)
昨日、あの髭モジャことフィデル・カストロ元キューバ国家評議会議長が逝かれまして、CNNもBBCもそのニュース一色状態です。バティスタ打倒でキューバ革命の盟主だったわけですが、貧乏人の味方とかで政権に就いたは良いが、何のことはない、結局はバティスタと同じ独裁政権の交代をしただけで国は未だに『豊かさ』とは縁遠い(笑)。
言っちゃ悪いが『貧乏人の味方』をしても結局は進歩なんぞせんのは自明の理。そこが解かっていないと国造りなど上手くいかない。
『何も貧乏を悪いことだとは言わない。ただ、その人が生まれながらに貧乏を継続していることに問題の本質があるのだ…』とは映画『戦争と人間』での伍代総帥の言であるが、真(まこと)然りである…。ボクは問題点を認識してるなら策を講じるのが賢者であると考えているし、自分が『貧乏を嫌だ』と思ってるなら『自分の手でせねばならないことを実行すべきだ』と思う。そこに社会や国家の助力を期待する時点で間違っている。
未来ある中高生の諸君はそこを履き違えてはならないと思います。但し、極端な話『好きで貧乏を選択する自由』もあるわけだから、それで満足している人々(足るを知る人たち=彼らはルサンチマンではない!)への批判と受け取られ無いで欲しいという点、念押ししておきます。
バティスタ政権時、貧富の差と資本家の搾取があったのは事実なのだろうが、『金持ち憎し』で全ての資本家を虐殺しまくったところで単なる復讐者に過ぎず革命家とは呼べない。それでは『単なるルサンチマンの延長行為』であって、問題の本質には1mmも迫ることはないのである。
ジョージ・ワシントンの偉大さは『イギリス王朝を倒せ!』とは言わなかったことも含まれる…、そこが彼(カストロ)とワシントンの決定的な差だったように思います。
◇
←本題前のTipsですが、コレ、我が師匠の御芳名がタミヤ48トムキャットの組み立て説明書の最終ページに…。何でもないことのようですが何というか『プラモ』に関わる人にとっては名誉なことではないかと、我が師匠ながら敬服いたします。
◇
さて、ここ1年では驚異的な製作ペースを見せていますMy Lineですが、タミヤの功績は偉大です。とはいっても、用意されたレシピに従わず、VFのマーキングを変更した自己都合その他で色々と仕事を増やしているから傍で見てたらそうでもなさそう(笑)。まぁ、気長にお付き合いください。
←
キットのラダーは見事に『前期型』のモールドで全く問題はないのだが、80年代後半から徐々に適用され、浸透していった『補強強化型』を装備する機体にせねばならないので手を入れています。
別段変わったことはやっておらず、新しい補強プレートの形状に似せてエバグリの0.13mmを切り出し貼り付けただけですが、この後、乾燥後段差が本体と馴染むように溶きパテ処理を行います。実機見てる人はお判りだろうが、ここは度重なる再塗装のおかげでパッと見で判らなくなってるような機体も多いのでトボケるのもアリかとは思う(笑)。
←
目指す機体は『憎むべきド汚いカウンターシェード』への過渡期のマーキングであるため、インテーク内部への塗装色回り込み分割線の形式が、晩年機に採用されていたものとは異なります。その処置を接着前にやっておきますが、タミヤのキットが優秀なおかげで、インテークパーツを取り付けて、接着線のパテ埋め修正など行わずに済むからこそ可能な工程です。
←
熱交換器のある所はネットのモールドがありますが、やっぱ抜けてた方がカッコいいので開口しメッシュを嵌めておきました。写真撮り忘れましたがモノ48の時と同様ファン・ダクトをそれらしく工作して仕込んでおきます。ガンプラ用の小さいバーニァとか流用すると楽できます。
接着は穴を少々小さめに開けて置き、流し込み接着剤で溶かしておいてメッシュを潜り込ませるように行うと良いでしょう。下手に瞬着を使うと穴がふさがってしまい、意味が無くなるばかりか汚くなってしまいます。
←
知る限り、タミヤのこのグローブ部のポジション・ライトのモールドは世界一の仕上がりだと思います。実機はクリア部分と実際にフラッシュが透過する部分の形状の違いがありますが、そんな細かい所まで表現しています。クリア・レッド(ブルー)で塗るだけでも良いとは思いますが、なんか組み立てが順調だとこんなことやっちゃいますね(爆)。
強度も必要なのかココはかなりの肉厚ですので、開口は骨が折れました。自信のない方にはお勧めできません。
肝心の透明部分の再現ですが、クリアーパーツをこの形状に削って…なんてことはそろそろ卒業し、今回は透明レジンの赤・青で着色したものを使います。
表側をセロハンテープ(開口部をふさぐ面だけテープで糊部をマスクしておく)で裏打ち--表側を裏打ちって妙な表現だが--しておいて直接レジンを流し込みます。
粘性が高いのでダラダラ零れることはなく、ある程度は表面張力の作用で状態維持は可能ですが、使ったレジンは硬化が遅いので水平を担保しておかないと次の日にどっか行っちゃってます(笑)。
綺麗な透明に仕上がることが目的なので、この種のものは硬化が遅い(早いと気泡が残る)のですが、このくらいの小さなものだったら(研磨・着色ができるのなら)光硬化タイプの接着剤とかでも代用できそうです。残念ながら対象が小さすぎるためラダーと主翼のライトにはこのレジンは適用できません。そっちはいつもの方法でやります(笑)。
←
出来上がり。
裏側はいつも通りベアメタルを貼っておきます。塗装よりは良くなったと思うんですがいかがでせうか?綺麗ですよね?
◇
さて、組み立てるだけだとサクサク進むんで余裕ぶっこいて余計な工作にリソースを割けるようになりますね。ホント神キットですわ…。次回はルーティンこなして塗装完了後…と行きたいですが、どうなることやら。
では、ごきげんよう!
昨日、あの髭モジャことフィデル・カストロ元キューバ国家評議会議長が逝かれまして、CNNもBBCもそのニュース一色状態です。バティスタ打倒でキューバ革命の盟主だったわけですが、貧乏人の味方とかで政権に就いたは良いが、何のことはない、結局はバティスタと同じ独裁政権の交代をしただけで国は未だに『豊かさ』とは縁遠い(笑)。
言っちゃ悪いが『貧乏人の味方』をしても結局は進歩なんぞせんのは自明の理。そこが解かっていないと国造りなど上手くいかない。
『何も貧乏を悪いことだとは言わない。ただ、その人が生まれながらに貧乏を継続していることに問題の本質があるのだ…』とは映画『戦争と人間』での伍代総帥の言であるが、真(まこと)然りである…。ボクは問題点を認識してるなら策を講じるのが賢者であると考えているし、自分が『貧乏を嫌だ』と思ってるなら『自分の手でせねばならないことを実行すべきだ』と思う。そこに社会や国家の助力を期待する時点で間違っている。
未来ある中高生の諸君はそこを履き違えてはならないと思います。但し、極端な話『好きで貧乏を選択する自由』もあるわけだから、それで満足している人々(足るを知る人たち=彼らはルサンチマンではない!)への批判と受け取られ無いで欲しいという点、念押ししておきます。
バティスタ政権時、貧富の差と資本家の搾取があったのは事実なのだろうが、『金持ち憎し』で全ての資本家を虐殺しまくったところで単なる復讐者に過ぎず革命家とは呼べない。それでは『単なるルサンチマンの延長行為』であって、問題の本質には1mmも迫ることはないのである。
ジョージ・ワシントンの偉大さは『イギリス王朝を倒せ!』とは言わなかったことも含まれる…、そこが彼(カストロ)とワシントンの決定的な差だったように思います。
◇
←本題前のTipsですが、コレ、我が師匠の御芳名がタミヤ48トムキャットの組み立て説明書の最終ページに…。何でもないことのようですが何というか『プラモ』に関わる人にとっては名誉なことではないかと、我が師匠ながら敬服いたします。
◇
さて、ここ1年では驚異的な製作ペースを見せていますMy Lineですが、タミヤの功績は偉大です。とはいっても、用意されたレシピに従わず、VFのマーキングを変更した自己都合その他で色々と仕事を増やしているから傍で見てたらそうでもなさそう(笑)。まぁ、気長にお付き合いください。
←
キットのラダーは見事に『前期型』のモールドで全く問題はないのだが、80年代後半から徐々に適用され、浸透していった『補強強化型』を装備する機体にせねばならないので手を入れています。
別段変わったことはやっておらず、新しい補強プレートの形状に似せてエバグリの0.13mmを切り出し貼り付けただけですが、この後、乾燥後段差が本体と馴染むように溶きパテ処理を行います。実機見てる人はお判りだろうが、ここは度重なる再塗装のおかげでパッと見で判らなくなってるような機体も多いのでトボケるのもアリかとは思う(笑)。
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目指す機体は『憎むべきド汚いカウンターシェード』への過渡期のマーキングであるため、インテーク内部への塗装色回り込み分割線の形式が、晩年機に採用されていたものとは異なります。その処置を接着前にやっておきますが、タミヤのキットが優秀なおかげで、インテークパーツを取り付けて、接着線のパテ埋め修正など行わずに済むからこそ可能な工程です。
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熱交換器のある所はネットのモールドがありますが、やっぱ抜けてた方がカッコいいので開口しメッシュを嵌めておきました。写真撮り忘れましたがモノ48の時と同様ファン・ダクトをそれらしく工作して仕込んでおきます。ガンプラ用の小さいバーニァとか流用すると楽できます。
接着は穴を少々小さめに開けて置き、流し込み接着剤で溶かしておいてメッシュを潜り込ませるように行うと良いでしょう。下手に瞬着を使うと穴がふさがってしまい、意味が無くなるばかりか汚くなってしまいます。
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知る限り、タミヤのこのグローブ部のポジション・ライトのモールドは世界一の仕上がりだと思います。実機はクリア部分と実際にフラッシュが透過する部分の形状の違いがありますが、そんな細かい所まで表現しています。クリア・レッド(ブルー)で塗るだけでも良いとは思いますが、なんか組み立てが順調だとこんなことやっちゃいますね(爆)。
強度も必要なのかココはかなりの肉厚ですので、開口は骨が折れました。自信のない方にはお勧めできません。
肝心の透明部分の再現ですが、クリアーパーツをこの形状に削って…なんてことはそろそろ卒業し、今回は透明レジンの赤・青で着色したものを使います。
表側をセロハンテープ(開口部をふさぐ面だけテープで糊部をマスクしておく)で裏打ち--表側を裏打ちって妙な表現だが--しておいて直接レジンを流し込みます。
粘性が高いのでダラダラ零れることはなく、ある程度は表面張力の作用で状態維持は可能ですが、使ったレジンは硬化が遅いので水平を担保しておかないと次の日にどっか行っちゃってます(笑)。
綺麗な透明に仕上がることが目的なので、この種のものは硬化が遅い(早いと気泡が残る)のですが、このくらいの小さなものだったら(研磨・着色ができるのなら)光硬化タイプの接着剤とかでも代用できそうです。残念ながら対象が小さすぎるためラダーと主翼のライトにはこのレジンは適用できません。そっちはいつもの方法でやります(笑)。
←
出来上がり。
裏側はいつも通りベアメタルを貼っておきます。塗装よりは良くなったと思うんですがいかがでせうか?綺麗ですよね?
◇
さて、組み立てるだけだとサクサク進むんで余裕ぶっこいて余計な工作にリソースを割けるようになりますね。ホント神キットですわ…。次回はルーティンこなして塗装完了後…と行きたいですが、どうなることやら。
では、ごきげんよう!