こんちは(こんばんは)。今回も更新のための更新(爆)
相変わらず知人のアニヲタがあれ見ろコレ観ろ薦めてくれるんですが、そいつの『面白い』が必ずしも僕にも面白いのかというと15%くらいしかマッチしない(爆)。2014年もいろいろ観たけどまぁ、条件付きで合格点は1~2作だけだった(って発表された全作品見たわけじゃないけどね)。もち、この中にデフォルトで観る西尾維新のシリーズなんかは含まれていないけどね…。
で、例によって今年も早速薦められた一本目『お前海軍好きだろ?だったら面白いって!』と『艦これ』というやつを観てみた…第3回からだけど…。
えっと、申し訳ないが世界観が解りませんでしたごめんなさい。軍艦のコスプレしたティーンエイジャーの女の子達が、なんやらマッコウクジラの腐乱死体みたいな敵と戦ってるだけなのに「なんとか海戦」とかやってるんですがチンプンカンプンです。
別に国家の存亡をかけてとか、人類文明を守るために…とかではなく、ただ何と無く闘ってる感じです。それも海面をさながらアイススケートの様に滑走して、1/32くらいの零戦やらを飛ばし、1/16くらいの魚雷を無制限に放ってるとかで滑稽と云えば滑稽でした…。
滑稽と云えば、相も変わらず『ああ、脇を閉じた敬礼が本当に正式な日本海軍/海自型礼式だと信じてる人達がいるんだなぁ~』という状況が見えたのも笑いました。東宝の『聯合艦隊』とかアニメでは2199の罪は重い…。確かにああいう礼式を許していた艦種は(主に潜水艦など艦内が狭いという事情で)ありましたが、標準語か方言か?と言われたら方言以外のなんでもない。
そもそも日本海軍が出来たのは幕末・維新の後なんで、長い歴史がある訳ではなく専らフレームワークの模倣先は当時世界一のRoyal Navy…。従って今も昔もイギリス海軍に倣った礼式なのです。そこに『脇をしめろ』等という規約はありません。
顔の側面に手を翳すやり方の礼式は遥か昔のトラガルファーの海戦とか、ネルソン提督の時代には既にありまして、その頃は軍艦が帆船でした。水兵さん達は舫いやら帆綱とか触りまくります。要するにタールやらオイルやらで薄汚れてしまう掌を上官には見せてはいけないという理由で、礼式は手の甲を外側(つまり相手の正面)に向けて行うこと…と定められているのです。然るに人間の骨格の作りから自然と肘はやや斜め前方に出てしまうのがスタイルなので、別に肘をピッタリ脇に着けろなどという規約はありません。掌が自分向き…ここがポイントです。因みにイギリスもアメリカも無帽・着帽関係なく出来るようですが旧海軍/海自は着帽時のみ(無帽時は軽く会釈)と定められてますので2199と艦これはダブルでおかしい事になります。
掌(正式には指の裏面も含め)を相手に見せてはいけないのですから、僕が観察した限りヤマト2199も艦これも半分見せているので礼式の本分からすると完全に『敬礼』ではなく『失礼』になってます(笑)。
付け加えますれば、このスタイルはアメリカ海軍/海兵隊(写真参照)/陸軍/空軍も同様です(まぁ元植民地軍だから当たり前か)。別に「王立ではない軍隊」のイギリス陸軍が全開に掌を相手に見せる礼式だから逆らったという訳ではありません。
まぁ、中にはいい加減な海軍もありまして、イタリア海軍あたりだと提督がイギリス陸軍式でやってるのを目撃したという例もないことは無い。そんな風に一方で拘らない海軍(国家海軍の設立が歴史的に浅かったりする国は特に…)もありますのでその点調べてみると面白いでしょう(笑)。多分アルゼンチン辺りなんかだと滅茶苦茶なんだろうなと…。
そんな感じで僕は海自の士官(士官って言っちゃいけないんですけど)であんな風に肘をピタッと締めて敬礼してるのを見た事はないです。
話を艦これに戻しましょう…。
解らない世界観ではありますが、まぁボーっと眺めてる分には、可愛らしい頭の悪そうな女の子たちがキャキャキャウフフやってるだけなので肩が凝るようなことはありません。でも同じキャx3ウフx3なら「けいおん!」とか「ハルヒ」の方がまだマシです(笑)。なんだろ?これから面白くなるとでもいうんでしょうか?
でもまぁ聞いた話ではお陰様で艦船プラモデルの売行きが半端ないそうです。そういうどさくさに紛れて恩恵を受けられそうなムードですから一応応援する側に回っておくことにいたします(苦笑)。まぁ米内さんや山本さんが、もし『艦これ』を観られたら『平和で結構じゃないの』と笑って見過ごされるんじゃないかと思いますしね…。
(※と、この段階ではやまちゃん殿のコメントにある『実態』を知らなかったのでそう思っていました…ということに…:2月1日追記)
◇
さて現状報告…。
←3つのプロジェクトが同時進行なんで、もう何が何やらという状況だ。一個に集中してればスカイレイダーなら1月中に完成できただろうに…という感じですが…。
来月はもう少しまじめにやりたいと思います。
では次回までごきげんよう。
相変わらず知人のアニヲタがあれ見ろコレ観ろ薦めてくれるんですが、そいつの『面白い』が必ずしも僕にも面白いのかというと15%くらいしかマッチしない(爆)。2014年もいろいろ観たけどまぁ、条件付きで合格点は1~2作だけだった(って発表された全作品見たわけじゃないけどね)。もち、この中にデフォルトで観る西尾維新のシリーズなんかは含まれていないけどね…。
で、例によって今年も早速薦められた一本目『お前海軍好きだろ?だったら面白いって!』と『艦これ』というやつを観てみた…第3回からだけど…。
えっと、申し訳ないが世界観が解りませんでしたごめんなさい。軍艦のコスプレしたティーンエイジャーの女の子達が、なんやらマッコウクジラの腐乱死体みたいな敵と戦ってるだけなのに「なんとか海戦」とかやってるんですがチンプンカンプンです。
別に国家の存亡をかけてとか、人類文明を守るために…とかではなく、ただ何と無く闘ってる感じです。それも海面をさながらアイススケートの様に滑走して、1/32くらいの零戦やらを飛ばし、1/16くらいの魚雷を無制限に放ってるとかで滑稽と云えば滑稽でした…。
滑稽と云えば、相も変わらず『ああ、脇を閉じた敬礼が本当に正式な日本海軍/海自型礼式だと信じてる人達がいるんだなぁ~』という状況が見えたのも笑いました。東宝の『聯合艦隊』とかアニメでは2199の罪は重い…。確かにああいう礼式を許していた艦種は(主に潜水艦など艦内が狭いという事情で)ありましたが、標準語か方言か?と言われたら方言以外のなんでもない。
そもそも日本海軍が出来たのは幕末・維新の後なんで、長い歴史がある訳ではなく専らフレームワークの模倣先は当時世界一のRoyal Navy…。従って今も昔もイギリス海軍に倣った礼式なのです。そこに『脇をしめろ』等という規約はありません。
顔の側面に手を翳すやり方の礼式は遥か昔のトラガルファーの海戦とか、ネルソン提督の時代には既にありまして、その頃は軍艦が帆船でした。水兵さん達は舫いやら帆綱とか触りまくります。要するにタールやらオイルやらで薄汚れてしまう掌を上官には見せてはいけないという理由で、礼式は手の甲を外側(つまり相手の正面)に向けて行うこと…と定められているのです。然るに人間の骨格の作りから自然と肘はやや斜め前方に出てしまうのがスタイルなので、別に肘をピッタリ脇に着けろなどという規約はありません。掌が自分向き…ここがポイントです。因みにイギリスもアメリカも無帽・着帽関係なく出来るようですが旧海軍/海自は着帽時のみ(無帽時は軽く会釈)と定められてますので2199と艦これはダブルでおかしい事になります。
掌(正式には指の裏面も含め)を相手に見せてはいけないのですから、僕が観察した限りヤマト2199も艦これも半分見せているので礼式の本分からすると完全に『敬礼』ではなく『失礼』になってます(笑)。
付け加えますれば、このスタイルはアメリカ海軍/海兵隊(写真参照)/陸軍/空軍も同様です(まぁ元植民地軍だから当たり前か)。別に「王立ではない軍隊」のイギリス陸軍が全開に掌を相手に見せる礼式だから逆らったという訳ではありません。
まぁ、中にはいい加減な海軍もありまして、イタリア海軍あたりだと提督がイギリス陸軍式でやってるのを目撃したという例もないことは無い。そんな風に一方で拘らない海軍(国家海軍の設立が歴史的に浅かったりする国は特に…)もありますのでその点調べてみると面白いでしょう(笑)。多分アルゼンチン辺りなんかだと滅茶苦茶なんだろうなと…。
そんな感じで僕は海自の士官(士官って言っちゃいけないんですけど)であんな風に肘をピタッと締めて敬礼してるのを見た事はないです。
話を艦これに戻しましょう…。
解らない世界観ではありますが、まぁボーっと眺めてる分には、可愛らしい頭の悪そうな女の子たちがキャキャキャウフフやってるだけなので肩が凝るようなことはありません。でも同じキャx3ウフx3なら「けいおん!」とか「ハルヒ」の方がまだマシです(笑)。なんだろ?これから面白くなるとでもいうんでしょうか?
でもまぁ聞いた話ではお陰様で艦船プラモデルの売行きが半端ないそうです。そういうどさくさに紛れて恩恵を受けられそうなムードですから一応応援する側に回っておくことにいたします(苦笑)。まぁ米内さんや山本さんが、もし『艦これ』を観られたら『平和で結構じゃないの』と笑って見過ごされるんじゃないかと思いますしね…。
(※と、この段階ではやまちゃん殿のコメントにある『実態』を知らなかったのでそう思っていました…ということに…:2月1日追記)
◇
さて現状報告…。
←3つのプロジェクトが同時進行なんで、もう何が何やらという状況だ。一個に集中してればスカイレイダーなら1月中に完成できただろうに…という感じですが…。
来月はもう少しまじめにやりたいと思います。
では次回までごきげんよう。