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さて、アタッカーに続いてバリバリのNew Kitを入手したのでJust Infoということで簡単にではあるが紹介いたします。
←これ、KittyHawkの1/48、F-35B(SDD)である。聞いた事が無いメーカーなので当初は、あのどうしようもないゴミキットだったパンダモデルのヤツの箱替えかと思っていた(まさか!)のだが、真面目な新金型である。
ダメもとで『あ~俺が人柱になりゃ良いんだろうがぁ~』の精神で購入したのだが、とりあえず暫定結論としては合格だろう。--だって仮組しかしてないからね(苦笑)--
好みが出るだろうが、機体表面の起伏に富んだパネル表現が、実機の見掛けを思えばかなりのオーバーワークです。まぁ模型だし、塗ってしまえば気にならないかもしれないと無責任に言っておきましょう(笑)。
御覧の通り、現行のシステム開発/実証試験(SDD)機としては、大きな問題もなく良さげである。個人的には新鋭機は実戦配備が落ち着いた頃、VF/VMFAのマーキングが選べるようになってから作りたくなる性分の私ですが、F-35系は海軍、海兵隊機だし好きなので、この内容なら作っても良いなと思っている。とりあえずは例によって絶大の信頼を寄せる、関谷先生のレビューを待つ事にしよう(笑)
←中華キットの常ってことでもないんでしょうが、バリが見られるけど個人的にはさしたる問題ではないと考えています。
SDD機だし、標準生産型は間違いなくRevellが出す(多分A型、C型をね…)に決まってるので、これはこれで生涯を全うするキットになるだろうしね。
写真じゃ判り辛いでしょうが、タイヤなどもゴムを使うなどと言う奇をてらった事はしておらず標準的だ。但しハブとの境界は塗り易さを考慮し、オーバーになっても良いからもう少しメリハリが欲しかったところです。それほど多いわけではないパネルラインですが、かなり繊細なスジ彫りで、この辺りもラッパ製キット等とは一線を画している。
アーマメントはAIM-9XとAIM-120が2本ずつ用意されているが、開放して組めるウエポン・ベイがリンケージ等の詳細を一切合切省かれており、多分リサーチが追いつかなかったものと思われる。拘る向きはアフターパーツを待つか、独自でリサーチしてスクラッチするしかないですね…。私は閉めてしまいますが…。
残念なのは素組では通常飛行状態、駐機状態にはならない点で、リフトファン開放、アフターノズル・ダウン状態にしか組めないとされている。問題外だったパンダのロール制御用噴射口等もしっかり再現されており、これはこれで指示通り組むのが正解でしょう。いや、パンダのはSDDでもなんでもないから比較するのが間違っていますが…。
敢えて言及しますけど、当然パネルライン、機体サイズ、その他の細部が異なるA,C型へのこのキットからの改造は考えるだけ無謀です。
スナップ忘れちゃったけどデカールは大変良質そうな(実際貼った訳ではないので…)物が添付されており、BF-01、04号機がそれぞれ用意され、加えて2010年に旧VMFA-451を母体に再編された501転換訓練海兵飛行隊の機体が作成できまする。カルトの表記が無いから違うんでしょうが、外注で無いとすれば中華製のキット添付デカールはもはや国内の品質を超えていてこの辺悔しいです。タミヤやハセガワ純正は何とかならんのでしょうか?
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なんかもうどれを見ても四角四面のステルス新鋭機に対しては、空軍のF-22を始め全く『好きではない』私ですが、コイツは別格。岩国で姿を拝めるのもそう遠い未来ではないでしょう。それまで生きていられるかが問題ですが(笑)。しかしま~なんでいつもB型なんだ?