NewS.2C/D_box
シン・バッカニアが届いた。
レヴューとかする気はないんで軽く雑感だけ…。

旧キットとの比較デカールとかコクピット・バスタブ車輪とか…昔の方が好き…何か毎度写真が悪くて申し訳ない。それだけ『あんま気が乗ってない』証だと思ってくれたらエエんちゃうかと(苦笑)。
趣向を変えて旧キットパーツと並べて撮ったのですが、解像度も良くないんで判別し辛くて相スマヌ…。白っぽい方(本当はスカイブルー)が旧キット。
シートデカくなった脚扉とか…分割は激しい箱空けて胸に去来したのは『激しいデジャブ感』で、一見『何が良くなったん?』という印象だったのです。72のスケールアップっていうのも加味されて個人的には残念な思い。表面は相変わらずの『梨地』だし…。僕『ツルテカ』派なので激しく嫌いなんですコレ。
実際、20年以上開いてますし価格も倍以上違うけど、旧キットと比べて胴体の分割が細かくなった~位の差しかないんちゃうやろか?。まぁ古い方はペラペラ感が強いんで『組みづらい』ちゅーのはありましたけど、それは是正されてんのかな?と思いますけれど…。例えばインテーク・リップ別パーツ化で塗装し易い…言われてもなぁ~。
デカールは(最近の標準)良質、D型1種、C型3種組める(一機ハーミース搭載ちゅうのは意表を突かれた、72がイーグル搭載のやったからまた来るか…と予想)。D型は後席のシート(古いキットのより一周りくらい大きい)が1セット分フレームを別パーツで奢ってくれてる、RWRの形状などC/Dの差異は意識してはくれてますが、外翼パイロンの位置が同じになってる点で「イマイチ」ですね。モールドも新旧比べても大した差は伺えず、パーツがちょっと増えた分解像度が少し上がった…程度に僕は感じます。これで送料込み1.5万円というのは「高い買い物」だったという素直な感想。こんなら古い方頑張って作っても結果は変わらん気がします。あくまでも個人の感想ですけどね。

32F-4B-N07TN
さて、本題。
バスタブもろともタミヤからごっそり移植イヤイヤながら『これやっとかんと胴体組めんしなぁ~』という感じでコクピットのコンソール類をチマチマ塗りましてん、『でっかいF-4B/N』…。物はタミヤのパーツを移植です。Revell F型のパーツは J型に移植されてますんで(ややこしいのぅ)そういう事情。誰が大枚叩いてレジンパーツ等使うか!って(笑)。
B/N型を作ってるのでそれなりに改造が必要ですが、例によって『良く見えない』という理由から省略(爆)。
これでようやっと左右機首部の接合が可能となり、『士の字(本当はΛ字だが…)』に向けて怒涛の進捗(マジか?)となる予定だが、イヤイヤイヤ、そこはRevell印だ簡単には行かない。例によって「イモヅケ」対応が待ってます。
機首部と主翼下面の接着面稼ぎ角棒渡してガッツリ接着隙間の調整機首は下面のスパロー収容部までが別パーツ化で再現され、これが何と主翼下面と分割されているという『テメェ…少しは強度とか考えんかい!』と突っ込まざるを得ない作りを強制してきます。しかもイモヅケだ…。
写真(最左)のように機首部、主翼下面部それぞれに3mm角棒を前後に渡し、『補強+接着面稼ぎ』を行い、噛み合わせるようにして接合(写真中央)。腹立つことに何故か左右に0.2mmづつの隙間が生じ、それぞれプラ板で埋めるという…もうね…、ここRevell純正パーツ同士よ?
境界層スプリッター部の調整この絵で水平に見えればOK...既に『その1だかそこら』で言及済ですがインテーク周りはダクトごとタミヤを移植ですから、素組ではRevellには合いません。当たり前ですが、Revellのインテークだと帳尻が合う所はタミヤだと狂う。機首側面とインテークの間に境界層流を天地に逃がすシェブロン型「スプリッター」部がありますが、これ正面から見ると下に向かってテーパーかかってまして、そのままだとインテークの正面形が「ポジキャンバー」になってしまいます。で、写真のように0.7mm程嵩上げ(写真左)しました。それで合わなくなるインテーク下部のパーツは部分的に除去し、改めてパテとプラ板で作り直し(写真右)。
ダクトの左右同期そのダクトもJ型下面色の序でに塗装済みで後部胴体と接合。
まだ垂直尾翼周りの処理を残してる関係で左右胴体は未接合ですが、左右で垂直配置に差が出ない様連結部を調整しています。タミヤは何故か幅広になってるようで若干切り詰めてる。ここは以前も触れた話だが可也時間も経過してるのでお浚い(笑)。
J型の時の反省『さーいよいよ、コアファイター合体だー』みたいに気が逸るが、まぁ「ちょっと餅つけ」。
この低翼機…いつも悩まされるのが胴体と主翼上面に出来る隙間…。J型ではちょっと手を抜いた分塗装後にリカバリを強いられる「ヒビ」が発生したので今回万難を排す。
胴体側に梁を渡して押し広げる方法もあるが、正しい梁の長さを求めるのが結構難しい。32では一か所では済まないからで、今回は確実に機体側面が主翼上面付け根のラインを『なぞる』ようにするため『レール嵌め込み式』にした。
写真の赤矢印がそれで、この数ヶ所で胴体側面を主翼パーツの縁に押し付ける構造になっている。また、胴体側面下端の均一性を担保するためにゲタ(青矢印)を置いてそれ以上沈むのを防いでいる。これは側面接合部と機首側接着面に元々ある部分(緑色直線部)を基準に計測して設置してある。機首部はわざわざプラ板で延長してゲージを設け(完成後見えなくなるので作りっ放しだが、これは「模型部位」としては全く寄与しない)、そこに計測用金属ブロックを渡して高さの基準とし作業しています。尚、赤い破線で囲ったところはエンジンノズルが乗る所です。
タミヤ向けパーツなので調整は必要ノズルはAires製未接着(右)未接着(左)←苦心した結果。
まだ、パーツは接着していませんが結果は良好です。パテ埋めは要らないでしょうね。スジ彫りのケガキ線に迷いが見て取れますがご愛敬~。
エンジン・ノズルの角度も良好です。このレジンパーツはAIRES社製のモノですが安かったので(タミヤのC/D型のノズル取り寄せの方が高くつく)使いました。タミヤC/D用なので不要な出っ張りとかありますが、塗装後の接着までそのままとします。
最後は力技か?←タミヤとガッチャンコするにあたって心配されましたがこれで概ね終了です。
完璧!とはいかないまでもしわ寄せ(誤差)はインテークと下面パーツの接合部位に出ました。といっても指で押さえれば収まるので想定より遥かに『合格圏内』だと思っています。後は主翼先端部とのギャップ埋めだけなので先は見えますね。

士の字 一歩前←士気高揚のためレドームも嵌めてみた。まだ胴体も未接着です。
やっぱ、タミヤの素組とは差は歴然ですね。まさしくF-4ボブノーズになってると思います。
マーキング(VF)選考を含めレドームのIRセンサー弄ったりが残ってるのでまだまだかかりそうですが、来年頑張りましょう。


さて、今年はこれが最後の更新となります。相変わらずドタドタした拙ブログでしてごめんなさい。この調子では「閉鎖」まで今しばらくかかりそうですが、来年も我慢してお付き合い頂けたらありがたい事です。
では皆様、良い御年をお迎えください。

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