先だって、特撮系・海外SFに詳しいライター 池田憲章氏の訃報が伝えられました。実際なくなったのは10月なので今更ということになりましょうが、若い頃に個人的にお世話になった方...ということもあり、ちょっと驚愕しながらも、それなりに予兆も感じていたわけで、何と申しますか言葉にし難い思いを抱いています。
 面倒見の良い御仁で、私がガンプラ騒動に巻き込まれ徳間アニメージュ編集部で死にそうになってた時、(私が好きだと知ってるから)TOS の話題などを振って励ましを頂いたり...、呑み会で貴重なオタク談義を拝聴したりと色々思い出すと胸がつまります。
 「スーパドラマTV」CS局が「スーパーチャンネル」つってた頃に「憲章ファイル」のMCでご活躍だった頃は「おお、憲章さん頑張ってる~」という感じでしたが、最近はYouTube等でお見かけしても車椅子姿だったりで心配ではありました。 やはり逝かれてしまったか...と思うと残念でなりません。
及ばずながら、この場を借りてご冥福をお祈りしたいと思います(合掌)。
F-4の脚は前にオフセットしてるんですぜ...

 何やら大袈裟なタイトルで始まりましたが、内容は毎度ショボイです。コメ友のやぐち氏に「今日は読み応えねぇ~」とか思われちゃうかも(笑)。早速ですが、サムネイル画像…、強化プログラムを消化し、実際主翼パーツと合体させテスト・フィットしました。Revellのキットは一応主脚柱が前方オフセットなのをケアしてくれてますが、なんせ「イモヅケ」方式なんで、前回の前脚に施した方法と同様手を打ちました(注:写真...右翼が少々直立気味なのは上向きで荷重かかっておらず、穴がちょっと緩くなってる所為です...)。

直接強化パーツが翼に刺さる構造でプラ材に負荷はかかりません。翼にはプラ材で裏打ちした上で開口しています。←前回説明済みL字フォーク部は本体の軸内蔵部の3mm銅パイプ(1.6mmパイプ内蔵の強化済み)と直結の上ハンダで強化され、それが主脚本体プラ材を貫通して翼側の取付穴に差し込まれる構造に...。つまり(脚本体の)プラスチック部品は機体重量を支える仕事には一切関与しない状態になった。基部は2mmのブラス丸棒を(パイプ側の穴はドリルで拡張した上で)ハンダ付で接続し、これの突出部が翼側に設けた差し込み穴に嵌まる。Revellのキットまんまですと、「丸いモールド部分に主脚基部をイモヅケする」だけなので、ここに穴を開けただけでは主翼下部の厚さ1.5mmくらいの平板だけが機体を支える危なそうな処置になります。当然裏側に分厚いプラ材を張り込み補強していますが、この構造も長い目で見るとヘタる可能性は残りますので万全ではない。
水平チェック←左右のギャップを確認します。おおよそ1/5mm位左翼が沈んでると見えますが、まぁ誤差誤差。気にしません。何にせよ主脚もタイヤも真直ぐになってるんだからOKでしょう。330㌘強の分銅載せてもビクともしない。完成状態でもそれ程の荷重はかからないから合格です。純正パーツのストレート組みで誤差の出るクソキットもある中で『オッサンの手仕事』なんだからこれで許してつかあさい(笑)。
脚注、下面スパロー収納部、その他修正さて、薄翼化に当たっての地味な作業は続きます。
←脚は良いとして、このRevellのキットはF型ということが原因なのか?妙な点がございます。
スパローの翼が嵌まる穴が軒並み10mmほど後退していまして、クラウツのF型は元々スパロー非運用機だから変な改造入ってるの?とか一瞬思いましたが、単純にミスったのでしょう。APG-65換装でAMRAAM搭載になったといっても、翼の位置&ピッチはスパローと同じですから、後退して取り付けるための改造が入るとは思えません。ご存じの方居らしたら補足or訂正を...(クラウツのファントムⅡなんざ資料持ってないんで...)。
修正前 で、後退してる穴は2/3ほどプラバンで裏打ちした上でエポパテで埋め、穴を前方へ拡張(写真:青破線部)。4箇所ありますが、スパロー付けて見えなくなるんで そんなに神経質にならんで良いところです。
←この画像の赤矢印ですが、まずスパローの前翼が掛かる辺りに実機にはない段差あり。
これもRevellのミスで、薄翼/厚翼区別なくここはなだらかにスパロー収容部に繋がる筈です。薄翼化で削り込んだ時『どうせエポパテ乗せるから』と過度に削ってあります。
修正後←修正後です。
序でに穴が空いたところも全て埋め尽くし、主翼の対応は終了です。しかしRevellはG型の製作予定があるのですが色々(歓迎せぬ点で)予習してるなぁ(涙)。素組ならずかぁ~(遠い目)。因みにココの修正は主脚ベイの中央部よりの隔壁と、スピード・ブレーキ収納部の平行ライン...これがキットは完全一致してるため、後者の方を少し外側にオフセットしています。ここはタミヤの48キットを除けば 真面目にやってるメーカは少ない。
エルロンダウン化と排油口←薄翼とは無関係ですが、エルロンをダウン状態にするため除去し、タミヤのパーツを流用するための取付穴加工をしました。上面裏側を削り込んだんで上面パーツに影響出てますが、押した位では穴は開かない程度ではあります。また、排油口のモールドを除去し、真鍮パイプで作り変えています。が、ここはまだ後縁のエッジ処理等、手当が必要な工事中状態です。
主脚カバーの自作(1)←今回最も厄介な仕事は「主脚カバー」の自作です。
最大の山は脚本体に連動するヤツで、B/N型は真っ平らな板なので当然のことF型のパーツは流用できません。タミヤのパーツをテンプレに0.5mmのプラバンを切り出します。左右ミラー反転なので、瞬着の点付けで2枚を張り合わせ(本当に点でつけること、でないと後でバラせない)てから切り出します。
主脚カバーの自作(2)輪郭に沿って骨組を作り、そこに外板を貼る中空構造にしました。いずれも0.5mmで最大厚が都合1.5mmとなりいい塩梅です。
←フォーク部にある車軸がマイクロビスを使っています関係で、その頭の逃げでメインプレートに半円の切欠きを設け実機さながらにカバー(実機はメンテ用に開閉可)で覆う構造としました。
本体とテストフィット←ココだけ妙に実機ライクに(笑)。メンテナンス・カバーはこのままだと少々分厚いので後で削り込みます。
一つ前の写真で完成としても大勢に影響はないと思いますが、何と言っても渡辺御大の作を見てしまいましたので一つチャレンジしてみました。そう、あのリベット打ちです(笑)。

主脚カバーの自作(3)←やっぱやるんじゃなかった。
一枚に1時間位かかりました。当然リベットツールなんて持っていませんので、延ばしランナーの輪切りをマチバリで拾って接着するというアナクロ技法です。輪切りする時、せっかく切ったモノを飛ばすとアレなので工夫が必要です。とてもじゃないが機体全体に同じことは出来ないよなぁ...。
機体側に付く小/中扉2組はキットパーツをアレンジして流用しています。Revellのキットは何か形状が微妙に狂ってますね。素組みはやっぱダメっぽいです。
前脚カバーの自作(タキシーライト)前脚カバーコピー成功?←おまけ。
前脚カバーはJ型をタミヤ流用とせず自作で置き換えます。B/Nにも使えるパーツはそっち優先なので...。写真(左):裏側の工作。タキシーライトのレフ部なんですが、ここあとで箱作って塞ぐので、なにもワザワザ半球パーツにせんでも良かったのですが...。マジ徒労(笑)。写真(右)はタミヤパーツとの比較。アプローチライト...不揃いなのはご愛嬌。

前回更新が1日でした。あっという間に半月消費した...。J型の年内完成が黄色信号です(笑)。
大晦日までに2回位更新できたら良いなぁ~。
最後まで読了頂けた方には感謝多謝。

ではでは。また次回までごきげんよう様です。

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